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2024/03/05の日経新聞を読んで

日本経済新聞社は4日、日経平均株価の構成銘柄の定期見直しで3銘柄を入れ替えると発表した。市場流動性の観点からディスコとソシオネクスト、業種バランスを考慮してZOZOを採用する。一方、宝ホールディングス、住友大阪セメント、大平洋金属を外す。4月1日の算出から反映する。
記事を要約すると共に所感を述べたい。

  • 日経平均の定期見直しは昨年から春と秋の年2回になり、今回は春として2回目。

  • 日経平均の定期見直しによる銘柄除外に連動して、日経平均気候変動1.5℃目標指数は宝HLD、住友大阪、大平金を4月1日に除外する。

  • 日本経済新聞社は3月28日から日経平均株価を構成する12銘柄の株価換算係数を変更する。

お馴染みのプライム企業の中でも日本を代表する企業の225社から成る日経平均株価だが、その定期見直しが行われた。ずっと同じ225銘柄では日経平均株価の価値が落ちていく。新陳代謝が大事であり、今回225社から外れた中には、かつて私が内定を頂いた住友大阪セメントも入っていた。住友大阪セメントは太平洋セメントに次ぐ、日本を代表するセメントメーカーだが、業績不振により日経平均株価の採用企業から外れてしまった。非常に残念である。とはいえ、新陳代謝が起きなければ、日経平均株価の意味はない。今や40,000円を突破して、連日話題になる日経平均株価。米国のS&P500同様に本当に価値のある企業しか選ばれないというのは重要だと思う。

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