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2022/10/26の日経を読んで

安倍元首相への追悼演説を行なった野田元首相の言葉がとても深く感銘を受けた。感銘を受けた部分を抜粋すると共に所感を述べたい。

野田元首相の言葉は与野党の垣根を越えた
  • 25日の衆院本会議で野田元首相は追悼演説を行なった

  • 議場では闘う政治家だが、国会を離れひとたび兜を脱ぐと、心優しい気遣いの人と表現

  • 再びこの議場であなたと言葉と言葉、魂と魂をぶつけ合い、火花散るような真剣勝負を戦いたかったと安倍氏の死を惜しむ

  • 政治家の握るマイクには人々の暮らしや命がかかっている。暴力にひるまず、街頭に立つ勇気を持ち続けよう。

  • 追悼演説に対して与野党双方の議席から拍手

野田氏の追悼演説を安倍氏はきっと天国で聴いているに違いない。


この大役は岸田首相でも菅元首相でも無く、野田元首相がやはり適任だったと思う。いわゆる敵の元大将から、追悼演説が行われたのだから、感慨深い。2012年までの民主党政権、第二次安倍政権が始まるまでは民主党政権であったが、特に、野田氏から安倍氏への皇居での親任式の控室の話が安倍氏の人間性を表していると思う。
野田氏と安倍氏、敗者と勝者の2人だけがいる控え室で、気まずい沈黙の中で、安倍氏から「お疲れ様でした。野田さんは安定感がありましたよ。あのねじれ国会でよく頑張りましたね」と明るいあの優しい声で、温かい言葉で話しかけたという。議場でのやり取りのギャップと違い、安倍氏の人間性がよく分かるエピソードであった。

安倍氏を思えば思うほど、山上容疑者、背景にいる旧統一協会が憎い。山上容疑者は極刑を受けるべきだし、旧統一協会は今すぐにでも解散すべきだ。本当は安倍氏が今も生きて、「美しい国日本」を目指して政権運営を図っているはずなのに、本当に悔しくて悲しくてやりきれない。
決して安倍氏の事は忘れない。どうか安らかにお眠りください。そして、野田氏も素敵な追悼演説をありがとうございました。

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