ハーモニー~道~ 第4話

 そして、姉妹はそれぞれの道を歩み始めるのでした。瑞生は誰でもないかけがえのない人のために、瑞巴はみんなから認められるような演奏を目指すのでした。でも不思議と互いの道はちがえど、父の言ったように心は、いつも、同じ場所にあるように、仲がいい姉妹なのでした。でもある日突然にその心は引き裂かれてしまうのです。

大学時代、久しぶりに帰省する瑞巴、プロの演奏家、目指している。

(瑞巴)「ただいま~、誰かいないの~。」

変わって病院。

(医師)「これは癌ですね、すぐに切除すれば助かります。」

(医師)「娘さん、これからはあなたがしっかりしないとなんですからね。お母さんに心配かけないように。」

(瑞生)「はい、では母は助かるんですね。先生?」

(医師)「はい、早期発見で良かったです。」

(母、瑞生)「先生、ありがとうございます。」

家に着く。

(瑞巴)「おかえり、どこに行ってたのー。」

(母)「瑞巴、帰ってたんだ。ちょっとあんたにも話があるから、、、。」

しばらく会話して。

(瑞巴)「ええ癌でも助かる。ああ良かった。でも本当、持明、縮んだよ。そうだ、これも何かの縁ってやつだ。」

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