ハーモニー~道~ 第2話

 姉妹はそれから練習を一周間ほど休み、瑞生は別の教室へと行きたいと、母に聞くダメだと言われる。瑞巴は不思議そうに見る。

(瑞巴)「お姉ちゃんが変わるなら私も~。」

瑞生、自室に行く。お母さんダメだよという。

 しばらく時が経ち中学生時代。中1の妹、中3の姉。

(お母さん)「お姉ちゃん、進路どうするの?瑞生と瑞巴にはバイオリンを昔から習わせたから、もちろんバイオリンの有名な高校にいきたいでしょう?」

首を振る。自室に行く。瑞巴が帰って来る。

(瑞巴)「ただいま~。今日もレッスン、キツかった~。」

(母)「あなたはお姉ちゃんより期待されてるんだから、頑張るんでしょ?」

(瑞巴)「頑張ることが嫌になる事だってあるよ~。」

姉妹部屋に行く瑞巴。

(瑞巴)「お姉ちゃん、演奏聞かせてよ。ねぇ、一生のお願い。頼む、姉ちゃんあなたのピュアな演奏がききたいのだ~。」

(瑞生)「仕方ないな~。」

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