見出し画像

技術士 準備期間3カ月1発合格記(その7)”技術士二次試験 勉強方法”編

自分が技術士(金属部門)を取得する際、受験を決意するタイミングが遅かったこともあり、申込書作成期間含めて3カ月しかありませんでした。
そんな中、効率的に勉強するために工夫してみた点を2点ご紹介しようと思います。

本番と同じ解答用紙で勉強する

本番は24字×25字の用紙に回答することになります。
自分は、本番と同じ解答用紙を使って、ひたすら手書きで勉強しました。手書きで勉強することで得られる効果は多く、

  • 文字数の感覚がつかめる。
    漠然と回答を書いていくと、最後にマスが余ったり足りなかったりします。手書きの場合、パソコンと違って、回答を書き進めてから気づいても、手遅れになってしまいます。
    本番と同じ答案用紙を使って記述の練習を繰り返すことで、文字数の感覚をつかむことができます。

  • 字数調整のテクニックが身につく
    問題によっては、「答案用紙埋められるかな?」とか、回答を書き進めながら「やばい!マスが余りそう」といったことが結構あります。
    そういった時に、微調整する方法があればかなり楽になります。
    例えば、単純に改行するのではなく、段落を変えて見出しを付けることで2行潰すことができ、さらに読みやすくなるという技があります。
    他にも、並列の事項を箇条書きにすることで違和感なくマスを消費できます。このように、実際に解答用紙に記載することで色々なテクニックに気づくことができます。

    手書きで勉強するというのは負荷が高いので、「本を読むだけ」とか、「パソコンで勉強」という方も多いかと思います。
    そういった方法もアリだと思いますが、原稿用紙に書く練習もしておくことで合格に近づくことができると思いますので、オススメします。

通勤時間を活用する

受験勉強当時、通勤は徒歩で片道40分程度でした。往復で約1.5時間、平日5日で7.5時間、一カ月で30時間です。
この時間は大きいため、何とか活用できないかと考えました。
その結果、思いついたのが、「自分が勉強した内容をレコーダーに録音して、通勤時にイヤホンで聞く」という方法です。
週末に勉強した内容を自分で読み上げ、録音します。
一度勉強したことを、環境を変えながら、インプット方法を変えながら(目→耳)、体を動かしながら、繰り返し勉強することで定着しやすいので、この方法はおすすめです。
また、慣れてきたら再生速度を1.5倍、2倍とスピードアップすることでさらに効率化できます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?