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#22 時間も先取りが吉

お金の先取りは貯蓄の基本ですが、時間も先取りがよいと感じます。
自分がやりたいことを思い切って先にやってしまうということです。
やるべきことはやると思うのですが、本当はやりたいと思っていることが、やるべきことより後回しになっていたりしませんか?
(私はなりがちです)

日々やるべきことはたくさんありますよね。
私はフルタイムの会社員で、中学生と小学生の子どもがいるのですが、仕事、家事、身の回りのお世話はもうほぼないとはいえ子どもに関する学校や習い事関連のアレンジや調べものなど、種々雑多なタスクがあります。

学校が春休みに入って数日ですが、学童に通う小学生のお弁当、中学生の昼食、18時半開始の春期講習に通う中学生のための早い時間の夕食の準備が、学校のある時期の通常タスクに加わり、すでに追いこまれている感があります💦
時間に無意識でいるとそのようなやるべきことだけで時間が流れていってしまいがちです。

数ヶ月前ですが、「リッチウ-マン: 人からああしろこうしろと言われるのは大嫌い!という女性のための投資入門」という本を読みました。
「金持ち父さん貧乏父さん」のロバート・キヨサキ氏のパートナーであるキム・キヨサキ氏が書いたもので、投資、特に不動産投資の優位性について、女性の立場から女性にありがちな様々な事情をふまえて優しく解説し、励ましてくれる本です。
2007年に発刊されたそうですが、女性数人のおしゃべりで進んでいきドラマのようで、今読んでも面白かったです。
この本のメインではないと思うのですが、印象に残ったのは、「投資の勉強や不動産投資のアレンジに使う時間なんてない」というようなことを言った登場人物に対して、別の登場人物が、「痩せないと死ぬと医者に言われたら、運動する時間を最優先にするでしょ?(だから優先度を上げて投資に時間を使うべき)」というようなことを言った場面が強烈に印象に残りました。
ほかにも時間の使い方についての本は気になるのでいろいろ読みますが、自分にとって優先度の高いことが何かを明確にして、そのことに使う時間を最優先にすることの大切さがストンと落ちたのはこの本です。

今の私にとって優先度が高く、仕事、最低限の家事、子どもの用事以外で、すでに習慣となっていて先取りができているのは、以下です。
・睡眠
  7時間15分くらい確保しています
・朝のヨガと、本気の(笑)ラジオ体操
  5年ほど前から継続しており、すっきり1日を始めるのに必須です
・湯船につかる

実践しないと!と思いつつ最近まで先取りができていなかったのが、ヨガとラジオ体操以上の運動です。
アンデシュ・ハンセン著の「運動脳」やジョン J.レイティ, エリック ヘイガーマン 他による「脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方」、ほかにも日々目にする健康に関する情報で運動の大切さは重々頭でわかっています。
でもなかなか実施できていませんでした。

どうやって運動の時間を増やしたかというと、結局は先取りです。
運動といっても、まずはウォーキングをしています。
これまでは、子どもたちを学校に送り出したら、8時くらいからすぐに仕事にとりかかっていました。
それをやめて、仕事の前にウォーキングを小1時間してみることにしました。
すると、9時の時点でもう1日の目標(1日6,000歩という低い目標ですが…)を達成したという安心感が得られます。
仕事を始める時間が遅くはなりますが、「運動脳」にもあるとおりたぶん能力が高まるので(笑)、やるべき仕事はちゃんと終わります

急ぎの仕事がある時は、仕事前の時間を確保できなく、泣く泣く朝の時間を諦める場合もあります。
ただ、先取りする意識ができてくると、朝は無理だったけどランチ後になんとか時間を確保しよう!など、自然とほかの時間を探しにいくようになりました。
まとめて小1時間を確保できない時は、1回で達成しようとせず、すきま時間で小分けにして複数回にしたりもしています。
本当にちょっとした、スーパーや図書館に行くなどの用事で歩くようにしたり。
最悪、家の中でやたらと階段を上り下りしたり(笑)
きっと小さくても蓄積が大事なはず、と信じて!

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