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Leica Q3でポートレート#1

Leica Q3が手元に来て約1ヶ月。これまでスナップ写真を中心に撮っていますが、今回はモデルの子にお願いしてポートレートを撮ってみました。


モノクロの設定


今回被写体のモデルさんとしてお願いしたのはリョさん。すらっとした綺麗な方です。ハウススタジオで撮影をさせていただきました。

Q3のモノクロモードは、ソフトなBWnat(natural)とBWHC(high contrast)の2種類があるますが、私が好きなのは、BWHCの設定。通常のモードよりも少しコントラストが強い感じです。ただポートレート撮影で、強すぎるという印象はありませんでした。

ポートレートでの28mmの画角

ポートレートでの標準画角は、50mmまたは40mm位が基本。少し望遠であれば85mmも使いやすくて綺麗です。その点28mm という画角は少し広角過ぎるかなと思いましたが、私のように空間を入れたポートレート撮影ではちょうど良い感じです。24mmだとちょっと広い、35mmだとまあ普通。その意味でスマホでも標準の28mm という広さはとても使いやすい印象を持ちました。モデルさんだけでなく部屋に差し込む光や影、装飾品など人物と空間全体の印象を1枚に収めるには使いやすい画角でした。


絞り開放の描写

今回Q3のポートレート撮影で試したかったのは、絞り開放での描写。
解放f1.7の「ライカ ズミルックス(Summilux) f1.7/28mm ASPH.」は解放でどの程度ボケるんだろうと、寄った撮影もさせていただきました。

あまり他のレンズと比べたわけでは無いですが、28mmでもここまでなめらかにボケていく描写はびっくりしました。ピント面のシャープさもしっかりしており、なるほどLeicaのレンズはこういう感じなのかと新しい発見でした。
今まで使っていたニコンのレンズとはちょっと違う感じです。

今回はあまりモノクロでの現像に凝ったわけでなく、ほぼほぼそのままの撮って出し。髪の毛やソファーの質感も好みな描写です。
35mmや50mmにクロップしては撮らず、すべて28mmのままですが、単焦点ならではの自分の脚で距離を引いたり寄ったりしながらの撮影はとても楽しいです。次回はマクロモードでの撮影も試してみたいと思います。

ではまた。

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