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A2ミルクってなんだ?

私はおなかが弱い。昔からそうだったのだが、その一因に乳糖不耐性の可能性がある。

40代になるまで自分で気づかなかったのも不思議だが、事あるごとにおなかを壊していた。小学校の時なんかは、毎日おなかが痛くなることがしばしばあった。

そう、給食の時です。栄養バランスを考えて毎日牛乳が出ます。私はおなかを壊しやすい体質でも、体は小さくなく、割とパワフルなキャラ。いわば小太りなくらいの食べるイメージ。給食の牛乳争奪戦に毎日参加していて、その結果、毎回おなかがゴロゴロ言い出す。

チーズやヨーグルトでもおなかを壊す。(チーズに関しては脂が多すぎるのが向いていないだけかもしれないが)便秘薬のお世話になることはほとんどない。

乳糖不耐性と乳製品不耐性

乳糖不耐性とは、乳糖を分解する酵素が少なく、小腸で消化されずに大腸で異常発酵してしまうことをいうそうです。これが原因で牛乳を飲むとおなかを壊すようです。チーズやヨーグルトは食べられるという人は、この乳糖不耐性だけかもしれません。もう一つが乳製品不耐性。牛乳もチーズやヨーグルトでもおなかを壊す人は、乳糖ではなく乳タンパク質の分解ができていないのではという研究が進められているようです。

そこで注目のニュース、なかなか興味深い話です。このA2ミルクは、乳タンパク質に着目した商品です。牛によって乳タンパク質の種類が少し異なるようで、市場に流通している牛乳は、A1とA2の乳タンパク質を選別せずに流通しています。乳製品不耐性の人はこのA1タイプの乳タンパク質を摂ると、消化吸収の過程で何らかの症状が出るのに対し、A2ミルクはその症状がなく、栄養吸収にも問題がないとのこと。

一度試してみたいですね。見かけたら飲んでみて、追って報告したいと思います。

腸内細菌叢と関係があるとかないとか

この乳糖不耐性、乳製品不耐性についてはまだ詳しく調べていないので、わからないことだらけですが、酵素や腸内細菌が関わっているらしい。この乳製品不耐問題は、日本人に多いとか。昆布が海外の方では消化できないのと同じような気がします。無理して摂らなくてもいいのではと個人的には思います。

牛乳の栄養成分が優れていると言われても、やはり単体ではリンやマグネシウムなど気になる点があるのも事実。無理して牛乳を飲む必要はなく、その土地に根付いた食文化で十分だと感じます。なんでも過ぎたるは猶及ばざるが如し、ってことですね。


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