ウチでは昔、それをサビオと呼んでいた。

サビオ、リバテープ、バンドエイド、、、聞いたこともある人も多いと思います。これらは絆創膏の商品名です。インターネットの登場もあり、ご存知の方も増えたようですが、一昔前は県外への移動があった方などは、出先で驚いたこともあるでしょう。

ネットの拾い物



日本における絆創膏の歴史は興味深いものです。初めての絆創膏は1911年に竹内化学の竹内荒次郎によって開発されました。これは和紙を用い、薬品入り粘着剤を手塗りしたもので、日本での絆創膏の歴史の始まりを告げる重要な出来事でした 。

絆創膏は、元々粘着テープであり、その起源は膏薬にあるとされています。膏薬が改良され、簡単に傷口に貼れる救急絆創膏が登場したことで、家庭の常備薬として広く普及しました。日本では、ニチバンが1948年に「ニチバンQQ絆創膏」として販売したことが、日本での市販絆創膏の始まりとされています 。
※chatGTP調べ

これによると1911年からということで、既に100年の時が経っているのが驚きです。もう少し詳しく調べれば、膏材との歴史なんかもわかるかもしれないですね。

貼り付けた画像にもあるように、商品名が地域によって入り乱れているのがわかります。
また商品によってそれぞれが特徴を出して販売しているのもあまり知られていないかもしれません。私の知っている限りでは以下のような使用感です。

・バンドエイド
使用感は一般的な感じ。粘着力も弱すぎず、強すぎることもないイメージ。使い勝手がよくクセがない。

・ケアリーブ
この中では一番、肌に馴染む感覚。粘着は若干強め。テープ剤が馴染みやすい反面、テープ同士が引っ付いてしまうとどうにもならない。

・ニッコーバン
粘着力最強と言える。貼れば外れる心配はないと言えるほど。但し剥がし方を間違えると、塞がりかけた傷口も開いてしまうこともある。貼った縁にテープ剤が残るのもご愛嬌か。

・カットバン
テープ剤が一番やさしい。肌の弱い人にも割と安心して使える。粘着力は程々なので、一度剥がれ出すと戻らないことが多い。

※あくまで個人的な感想です。また各社さんそれぞれ細かい用途に分けて種類があるので、その時々に合わせて使い分けがおすすめ。


また出てから10年近くになるハイドロコロイド剤の絆創膏もありますよね。医療用での使用されているハイドロコロイドです。絆創膏は保護をもくてきとしていますが、コチラは治すことを助けてくれる商品です。
過去、工作機械で爪が剥がれた際に使用して3日で傷が塞がったのは、本当に驚きでした。

こんな便利なハイドロコロイドですが、使い方を間違えると、大きな膿ができてしまったとか、全然期待した治り方をしないことがあります。

このハイドロコロイドは、怪我をした際に分泌される身体の修復成分を使い傷を治す事を助けてくれるのですが、そこに悪い菌がいたりすると、その菌も増やしてしまうことがあるんです。
時間が経ってしまった傷では、身体から分泌液が出てなかったりするとタダの高いテープで終わってしまいます。何でも使い方が肝心ですね。
また病院などでは、この素材を使って火傷での使用もされていますが、一般で販売されている商品では、使い方が難しいため推奨されていませんので注意が必要ですね。


色々ある絆創膏。今では、全国区のドラッグストアも増え、色々な商品名が見られるようになりました。
なぜリバテープ地域の生まれであるのにウチはサビオ勢なのか。両親の出自もリバテープ勢なのですが、そこから生まれのルーツが見えてくる。と、大袈裟なことを言って見たりします。

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