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宮澤がユナイテッド?、長谷川がPFAベストイレブン!イギリスでニュースになる日本人たち

フットボールファンのみなさん、こんにちは。

昨日ワールドカップで得点王となった宮澤ひなた。28日、羽田空港にて取材を受けたあと、ロンドンに飛びました。ついに決断した海外移籍に向けたものです。

ワールドカップでベスト8になったときにはマイナビ仙台レディースに所属していた宮澤。なでしこジャパンとしての活躍から大会終了前から多くの噂がながれ、自身も帰国後、より強度が高いリーグへの挑戦を志す言葉を口にしていました。

移籍先としては、南萌花と熊谷紗希が所属するセリエAの昨季覇者・ASローマ、その熊谷が所属した経験のある、フラウエン・ブンデスリーガ最多優勝記録を持つアイントラハト・フランクフルト、そして宮澤の元チームメイト、長野風花が冬に移籍したばかりの、WSL・リバプールなどでした。

そして、リバプールへの移籍が濃厚とされていた中で、出発のタイミングあたりから、マンチェスター・ユナイテッドも獲得戦線に乗り出していることが分かり、それを制した、という記事が、マンチェスターの地元紙などによって発表されました。

マンチェスターユナイテッドは、昨シーズンWSLで2位となり、CLへの出場権を獲得。しかし、リーグ2桁ゴールを決めたイングランド代表のアレイシア・ルッソが契約満了とともにアーセナルへ移籍し、ストライカーの補強が急務でした。

デビルズは今季既に3選手の加入を発表していますが、とくにバルセロナからブラジル代表フォワードのジェイジを獲得しており、宮澤のポジションを争う可能性があります。
果たして、海外挑戦1年目は、どんなシーズンを送るのでしょうか。

一方、同じ街のもうひとつのクラブ、マンチェスター・シティ。長谷川唯がPFAベストイレブンに輝きました。

The Professional Footballers' Association、イングランドプロサッカー協会は29日、イングランドで優れた選手に送られる各賞の発表を行いました。マンチェスター・シティの選手、コーチ、スタッフ選出のチーム年間最優秀選手の候補3人にも残った長谷川でしたが、イングランド国内でも最も評価されたミッドフィールダーの1人となり、移籍一年目ながらその存在感を見せつけるシーズンとなりました。

長谷川は昨シーズンウエストハムからシティに移籍。序盤怪我で出遅れましたが、20試合1ゴール1アシストでチームに貢献しました。チームは4位となりCL出場を逃しましたが、長谷川、グリーンウッド、ショーの3人がベストイレブンに選出され、来季はさらによい成績が期待されます。

なお、最優秀選手賞は男子がシティのハーランド、女子がヴィラのレイチェル・デイリー。同じアジア勢としてはチェルシーのエースでオーストラリア代表のサム・カーなどがベストイレブン入りしています。


PFA チームオブシーズン。このリストに入るのは日本人としては初選出。(PFA Xより)

1年早くマンチェスターに移籍し、存在感を発揮した先輩・長谷川と、ワールドカップでシンデレラとなった宮澤は、どんなシーズンを送るのでしょうか。そして、マンチェスターダービーで対峙することはあるのでしょうか。

https://www.thepfa.com/news/2023/8/29/pfa-wsl-team-of-the-year-2023


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