見出し画像

2023年6月16日(金) 向いてない仕事って思い切りが良くなるから逆に好感触な時あるよね

お世話様です。作家のりょーじです。

入社して2ヶ月半くらいが過ぎて、部に入ってくる仕事の中の適性を見つける時期に入った。

水ダウやマツコの知らない世界などを主に手伝っているが、1番作家に近い仕事が、Venue101の「IKU TIMES」のコーナー案を出すこと。

番組がZ世代に向けているので、TikTokの最新トレンドを追う必要がある。

僕はTikTokが出始めた高校から、爆発的な人気を集めた大学の頃まで1度も見たことがなかった。(YouTube Shortsは少し遅いイメージ笑)

この案件をもらって初めてTikTokを入れたが、それ以降ほとんど見なかった。多分僕のキャパオーバーだ。提出の時期が迫って「見ないとまずいな」と思って開いても3スクロールと持たない。

心身共に受け付けなかった。

そのせいでZ世代に向けた音楽についての案が1度も通らなかった。3週目に「今週はなしでいいや」と上司に言われた。クビ宣告である。

このとき正直「面白い案出しができないなんて、作家向いてないな」と考えるよりも、「この案件から離れられる!」という気持ちの方が若干大きかった。

言い訳をしているようでしていないのだが、これをきっかけに「僕はYouTubeでアニメコントが書きたいんだ!」「ラジオの作家になりたいんだ!」と、本来の目的を再確認できた。

クビ宣告を受けたものの、新入社員ということでまたチャンスをもらった。

しかし、僕が音楽番組に向いてないってわかったし、「いつ捨ててもらってもいいですよ」みたいなメンタルで案出しをした。

そしてら意外と好感触だった。通った案は相変わらずないが、あと一歩踏み込んだら企画にできると言われた案が多かった。

どんな仕事もすべて全力なのは当たり前だが、「この系統の案件は向いてないな。いつ切られてもいいや」と思うと、ある程度余裕ができて意外といい線いったものが出せることに気付けた。

変なポジティブ押し売りTikTokerじゃん。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?