なぜ母が、私が子供だった頃に言ってきたことが、安倍政権の狙いとそっくりだったのか? #日本会議 #憲法改正 #生長の家の表と裏〜どちらが本流なのか? #日本政策研究センター

 最近になって、驚くべき事が判明した。

私の母は、私が生まれる前からの生長の家の信者で、母の言ってきた事は、まぁとんでもない極右なのだが、私は小5くらいで離れていた。
(離れたきっかけは、私が「部落の女医」という本を読んでいると、母が「部落なんてものは無い。全部左翼が作ったでっち上げだ」と言うので、もう母の言うことは真に受けなくていいかもしれない、と思ったからだ)

母の宗教由来の主張とは、
・義務を果たさない人間に権利なんて無い、人権天賦説はおかしい
・戦後の憲法は日本人をダメにするためにアメリカが作った。第日本帝国憲法に戻す必要がある
・自衛隊を日本軍に
・核武装
・徴兵制復活
・天皇は神であると憲法に明記し、三権の長にするべき
・進化論の否定
・原発推進
・家族とは国家の基本単位、結婚は恋愛ではなく国家のための義務

↑これ、普通の国民は驚くのですが、私は、そりゃ母と同じ宗教の信者なら当然こう言うよな、と思っていた。

で、その何十年後、菅野完さんの「日本会議の研究」を読んでなるほど、と思っていた。

私的には、その母親の主張通りの事を、まさに日本会議を通じて、安倍政権がやろうとしていた、だから阻止しなければ、という焦りに似た感じだった。
この焦りとは、100%自身のイデオロギーから来ているのかといわれれば疑問の余地はある。どちらかというと、母の私に対する接し方〜異論を一切認めず、がんじがらめにして追い込んでいく〜からの、政府が国民に対してそうするだろうという恐怖、そして安倍政権関係の政治家達のずるさへの不信感だった。

で、安倍元首相狙撃事件からの流れで、統一教会の悪事が判明、そして虐待問題という流れからエホバの実態が判明し、2世や離教信者の救済を、という流れになった。

しかし、政権に影響を及ぼしていた日本会議の存在はスルーされているし、そもそも生長の家はひどい献金や体罰は無く、カルト規制にも引っかからない。
そして岸田政権は、安倍さんを弔うように、色々引き継ごうとしている。

これはマズイと思い、Twitterで、日本会議や生長の家の事を書いている人達を片っ端からフォローし、それらの危険性を訴えていたら、現生長の家の信者だという方が現れて
「私は立憲民主党員で、生長の家の信者です。生長の家は、初代教祖の時から、憲法改正は言っていないし、一貫して平和的な宗教です」と言うので、メールで、お互い喧嘩越しではなく、冷静に話を擦り合わせた。

すると、母が影響を受けて、私が連れて行かれた記憶のある集まりとは、生長の家の主流ではなく、当時から異端で秘密結社みたいな扱いの「反憲学連」ではないかと。
そして反憲学連をググると

新たに社会人戦線も構築され、とある。
周りは学生さんよりおじさんが多かったので、多分これだろう。年代的にも合致する。

確かに、通常の錬成会は、皆で「甘露の法」というお経を静かに唱える集まりだったし、子供だけの集まりも「因幡の白うさぎ」とか日本神話を再現した劇を演ったり、皆で歌を歌ったりという和やかなもので、「天皇陛下万歳!」「憲法改正!」とコールする集会は、明らかに雰囲気が違っていた。

そして「天皇陛下万歳!」「憲法改正!」を叫ぶ集まりの時は、いつも部屋の入り口に女性がいて、「こちらは〜なので」と、誰でも入れる集まりではないような事を言っていて、母が「〇〇先生の紹介で〜」と言うと入れてもらえた、ただし、母はいつも別室でよろず相談みたいなのに行って、私だけがそこに預けられて、おじさんばかりの中に混じって「天皇陛下万歳!」をやっていたのだ。

ちなみに「反憲学連」とは、学生運動の激化した60年代末から70年代に、日本刀や鉄パイプで左派の学生に殴り込みに行っていた団体だそう。

母がなんでそんなところと繋がりがあったり、私を預けていたのかは不明だが、現信者さんによると、稲田朋美さんも籠池夫妻もそっち側の流れの人という事だ。
Wikipediaには平成に入ってからは消滅とあるが、その人脈自体は、谷口雅春先生を学ぶ会、日本青年協議会、日本会議、そして日本政策研究センターへと連なる。
(現信者さん達の側は彼らを異端と呼ぶが、彼らは自分達を本流と名乗っている。)

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