通訳案内士を目指す、お母さん、または妊娠中の方へ
業務委託の働き方がほとんどの通訳案内士という仕事は、フルタイムで働くよりも、自由に働ける日を調整できる通訳案内士のほうが働きやすい、と思っている方も多いようです。
母親業と通訳案内士を両立できるパターン1
ずばり、子育てを手伝ってくれる人が身近にいる場合。
これに限ります。
というのも、保育園に行っていても、小学生でも、学童にいってようとも、
「突然、熱が出た!」
「インフルエンザで休園になった!」
「ケガした!迎えの電話がきた!」
「発熱した!迎えの電話が来た!」
子育てには、上記のことがしょっちゅう起こります。
そんなとき、ツアーの途中で抜けられるかといえば、答えはNO
そこにゲストを置いて、ガイドが帰るわけには行きません。
そんなときにすぐに融通の利くおじいちゃん、おばあちゃんがいればガイド業も可能だと思います。もちろん、パパがいつでも動ける!という方も大丈夫。
その環境にない場合、かなりの綱渡り的な日々になり、なかなか厳しいのではと思います。
子育てと会社勤めももちろん大変ですが、自営業の通訳案内士は子育てとの両立はよくよく考えないと大変です。
他の通訳案内士に代わってもらう、ということもアリですが、
子どもって、昨夜まで元気だけど朝起きたら発熱!などもしょっちゅう。
そうなると、ゲストとの待ち合わせがホテルに9時だとしたら、
代わりのガイドを見つけるのはなかなか難しいと思います。
母親業と通訳案内士を両立できるパターン2
子どもが大きくなったら。中学生くらいになれば、発熱でもいざとなれば
かかりつけ医に自分で行くこともできるでしょうし、家で留守番も可能かと思います。
家を空けるロングツアーは厳しくても、日中のツアーのお仕事は可能かと思います。
学校で発熱することも、ずいぶん少なくなっているでしょうし。
子育てと通訳案内士の両立は意外に厳しいものです。
↑ がわたしの結論です。
というのも、代わりがいないし、急にお迎えにいった分を持ち帰り残業する、というわけにもいかないですし。
もっと子育ても、通訳案内士も両立できる環境があればいいのですが、
今のところの現状です。
どなたかのお役に立てましたら幸いです。
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