健康スポーツナースの特徴と資格の取り方

健康スポーツナースは、日本健康運動看護学会によって創設された看護資格です。
看護師免許を持っている方であれば、講習と試験を通じて取得することが可能です。
資格取得後は3年間にわたり、スポーツと健康に関する看護業務に携われるようになります。

健康スポーツナースの主な役割は、スポーツを通じて健康増進を目指すこと。
身体を動かすことで、体の不調を改善したり、メンタル面の改善を施したりします。

健康スポーツナースが働く際には、医師だけではなく運動機能に長けた専門家と連携する必要も生じます。
そのため、理学療法士や運動療法士といった、身体機能に関する専門家と連携しながらケアを行っていきます。

健康スポーツナースの働き先には、医療機関や福祉施設は勿論のこと、学校や自治体などの行政機関も含まれます。
具体的には、入院している患者さんへの運動機能の回復サポートに従事したり、学校や自治体に出向き運動教室を開催したりなど、活躍する場所は多岐にわたります。

運動と健康に関する相談に対応するのも健康スポーツナースの仕事です。
病気や怪我への対処とは違ったアドバイスが求められます。
身体を動かすことに抵抗がなく、スポーツ好きな看護師であれば、健康スポーツナースは向いているでしょう。

一般的な看護師求人とは違い、健康スポーツナースの募集は限られる傾向が見られます。
就業を考える際には、看護師求人を専門に扱うサイトを活用した方が良いでしょう。
健康スポーツナースへの道を真剣に考えている方は、ぜひこちらの情報にもアクセスしてみてください。