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昭和な考え方に縛られている

 今回は1月にmanmaのオンライン家族留学での体験を共有しようと思う。

 志望校を決める時には学校見学やその学校に行っている人にお話を聞きに行ったりする。就職先を決める時はインターンに行ったり、社員座談会に参加してみたりする。でも結婚を決める時は、志望校や就職先を決める時とは違って、知り合いではない人の結婚について聞きに行ったり、結婚を体験する機会は少ないように感じる。もちろん、親や親戚から結婚について多少なりとも耳にすることはあるだろうが、親が結婚した時代の価値観と今の時代の価値観にズレが生じている事も多く、必ずしも聞いた話が参考になるわけではない。
以上の事から、manmaの家族留学で自分の知り合いではない人からのお話を聞き、結婚に対して生きた知識を学びたいという思いで今回は参加してみた。

 自分は今外国の方とお付き合いをしているので、国際結婚をした家庭に留学した。家族留学先は日本人の旦那さんと結婚をした、オーストラリア人のアレクサンドラさん。画面越しからでもキラキラした笑顔が絶えない方で、初対面でも話しやすい雰囲気だった。
早速、日本で暮らす事になったら彼が就職できるかが不安だとアレクサンドラさんに伝えた。
アレクサンドラさんは、「相手に頼るのも良いけど、もし相手が突然いなくなってしまった時に、自分ひとりで生きていく力や稼ぐ力がないとだめじゃない。だから旦那は医者だけど、自分で稼がないと。という気持ちは常に持ってる。」と言った。

 この言葉を聞いた瞬間、私は昭和な考え方に縛られたくないと思いつつ、昭和な考え方になってしまっている自分に気づいた。
結婚をした後も働きたいとは考えていた。ただ、男女間での賃金格差があるため、相手にも稼いでもらいたいと思っていた。
アレクサンドラさんはお互い学生で、旦那さんが国家試験の合否をひかえている期間に結婚を決めたそう。もし不合格だった場合は、自分が学生を辞めて英会話教師として家計を支え、自分で稼ぐという覚悟を持っていたと言っていた。自分も今の相手と結婚するとなった際は、相手が正社員として就職できなくても、自分が相手の分まで稼ぐという覚悟が必要なのかもしれない。
 今回は結婚に関して昭和な考え方に囚われてしまっている自分に気づくことが出来たが、仕事や他の分野でも無意識のうちに昭和な考え方に縛られてしまっているのかもしれない。越境や人と話すことで、縛られている自分に気づき、更にそこから自分自身を解放することができるのだと家族留学を通して感じた。

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