開業することになってしまった

 なんとなくヌルッと生きてきてしまった。自分で何か選択して道を切り開いたことがあっただろうかと思う。
 社労士試験は一般企業に転職するために受けたはずが、合格後に1月ほどで転職活動には見切りをつけて開業することになってしまった。
 とにかく、今の社労士事務所に勤め続けることはできない。社労士試験に合格した以上、これ以上の悪事に手を染められないのだ。そして、一般企業の総務職や社労士法人への転職活動も難しかった。私は職歴がいけてないのだ。となると、社労士資格を捨てるか開業ぐらいしか道はなかった。
 少ない貯金と限りなく低い営業スキルと狭い交友関係でどうしようと、悪いことばかり考えてしまうが、できることもある。
 小さい社労士事務所に勤めていたので、給与計算も社会保険や雇用保険の手続き関係も助成金申請も派遣業の許可取りも労働保険料の計算も36協定の提出も、いわゆる社労士がしそうなことはまあまあの割合でやったことがある。ノリと勢いで生きているので、フットワークも軽い。こんな悲観的なタイトルをつけているが、心中ではなんとかなるだろうという楽観的に考えている。

 そんなこんなでノリと勢いでやってしまった開業について、これから時々書いていこうと思う。

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