詩 御嬢さん

そこらにいる美貌者

そこらにいる男性陣

きっと美貌に魅かれて

恋に落ちて愛せなくて苦しみの中

懊悩と逡巡の中

堂々巡りの苦悩を味わい

潔癖だったら死へも辞さない

綺麗なだけなら魔性の女

企みごとに長けた知恵者

何故こんな女がいるのかしら

ミステリーは絶えることなく

破滅へのワルツが始まるのみ

愛を求めたのに死へと急がされ

不幸が起きる

ああ 求めよう

真の愛に目覚めたい

あなたの理性が

真理を見究められますように

そうして目が覚めたら

あの娘はたんに

悪い娘

滅びるか生か

闘いに勝ち栄光をつかむ日迄

その日が来るのが

あなたの試練

夏目漱石 著 こころ を読んで


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