詩 ホット

吹奏楽の演奏の音が聞こえる

いいものだ

巴里五輪のピンク色の装束

いいものだ

あなたとの連絡が密に取れている

いいものだ

亭主元気で留守がいい―

なんて私には及びもつかない

いつも感じていたい

気にかけるのはあなたのこと

あなたとの間柄が私の中心テーマら

そのテーマが毎日毎日

優れた出来映えで完成されていくと

私の人生、大成功だと言える

敗者にはなりたくない

私の特別なあなたのことだけ

そのことにのみ私は神経を使う

あなたとは程よい距離を作りながらも

ホットな間柄

夏に熱い仲だなんてウザい

だけどそうなの運命の人とは

夏にもあつくなけりゃね

南極の氷さえ融かしちゃうわ

二人の間はあつくって

温度計でも測れない

測れない

測れない

離れない

離れない

ずうっと一緒

例え二人の墓が苔むして

誰一人にも忘れ去られようとも

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