詩 グラハムパン

ある初夏の日

目の前にあるグラハムパン

ごつごつしてちょっと硬いが

柔らかく味わえる

バターと合わせて良い感じ

土曜日のブランチに

いつも食べる

ごつごつしてるのが気に入っている

人間も多少ごつごつしたほうが

いいに決まっている

無骨な態度に好感を持つ

私はスマートかもしれない

だから巌の不動さに惹かれる

そんな不変なものに

永遠を感じる

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