ドライブ アイランド【第三章 謎の失踪】
夕方、島を一周した後、二人は宿に到着した。島を一周したあと、まだチェックインまで時間があったので、もう一周ドライブすることにした。
他に行く場所は、神社と頂上付近の、空海展望台が観光マップに掲載されていたが、話に夢中で、それどころではなかった。
「電話の相手は、男のひと?」
サトルは聞いた。
「うん、どこかで聞いたことのあるような声なんだけど、誰かは思い出せないの,,,」
島を一周するのに時間はそうはかからないが、空間の把握ができず、時空のトンネルの中にいるように、過