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【販売士検定】私が販売士を目指した話

はじめに

私は現在、販売士の資格を持ち小売業のプレーヤーとして勤務しています。
小売業は学生時代のアルバイトから含めると現在で6年目です。
新卒としてはまだまだですが、トータルで考えると年齢の割にはそこそこ
続いています。
ここではなぜ私が販売士取得を目指したかを述べます。
販売士に関しては別記事で書いておりますのでそちらもよければ
ご覧ください。

きっかけは突然に

大学3年からとある小売店でアルバイトとして勤務を始めました。
最初は、荷受け、品出し、商品整理、レジ業務etc…
基礎中の基礎をひたすら繰り返していました。
はじめの方は到着した商品を決まったところに置く、それが売れるのを見る。という虚無のルーティーンを繰り返していましたが、段々と一つ一つの作業に意味があるのではないかと思い始めました。
そんな時、当時の店長が、モノを発注して売れるまでの過程を一つ一つ丁寧に説明してくださいました。
その時、頭では理解できましたが、売り場で表現するのは難しいのではないかと思いました。
そこで店長から、

「発注してみたら?」

そう助言を頂き、担当売り場を頂きました。
当時の会社で学生に売り場を任せるのは特例でした。
発注業務、在庫管理、予算管理、、、
頭で考える前にとりあえずやってみました。
最初は見様見真似で、周りのスタッフの意見を聞きながら
模索していきました。

しばらくすると仕入れた商品が徐々に売れ始め、
欠品するようになってきました。
このときは欠品すれば発注すればよいという安易な考えでした。
まぁ、許してあげましょう。

これからは欠品する前に発注して入荷するまでの売れる数を予測し、
欠品直前で入荷するであろうという考えのもと
発注数量を考えるようになりました。

当時は自由に発注の管理をさせていただいてました。
感覚のみでやってました。

そんなこんなで徐々に売り場で結果が出始め店長に
呼び止められました。

「感覚でやるには限界がある。
一つ一つの過程には、意味があり、言葉がある。」

「販売士検定という試験があるから受けてみたら?」

そう言われ、書店に行き、販売士検定3級の参考書を買いました。

感覚と意味

家に帰り、パラっと読んでみると感覚でやっていた業務に名前があり、
意味がありました。また、その前後の業務やそれに対する意味まで。

目からうろこでした。
まずは、すぐにアウトプットできそうなことを業務に反映させてみました。
机上で会得するより、現場で会得する。
この考え方はいまだに役立っています。

販売は何も知らない状態でもできますが、知っていれば
正しく販売できますし、正しく部下に教えることもできます。
また、自信をもって仕事をすることが出来ます。
それが楽しさに繋がり、いつかお客様に伝わります。

ただなあなあで仕事をするのを否定するわけではありませんが、
やるからには行動に意味を持ち、楽しくやりたいものです。

ほかの業種・業態の事は詳しくわかりませんが
少なくとも小売業で働くうえで販売士資格を保有することをオススメします。

モノを売るのではなく価値を売る

モノを売ることはある程度の経験があればできますが、
モノだけを売る時代はいずれ終焉を迎えます。
これからはモノに価値を乗せて売らなければなりません。
価値を乗せるのは知識が必要です。
そのためにも販売士検定を是非受験してみてください。

ではまた。

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