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カーバンクルS 回顧

2023 1/14 中山競馬場で行われたOPクラスのハンデ戦、カーバンクルステークスの回顧記事になります。


前半3F


・予測値ではライオンボスがトップではあるが、千直でもう一花咲かせる為の布石として出していくかどうかといった所。
→衰え著しく2F目で諦めた様子あり

・実質的なペースはジュニパーベリーやジュビリーヘッドの出す33秒後半が指標になる。
→内枠を生かしてジュニパーベリーがハナ
前半34.2とペースは遅い、これなら残るのも納得
逆にこれで先団に上手く取り付けなかったライオンボスは今後も厳しい


・枠を考慮するとザイツィンガーがあえて下げる作戦も十分考えられるので、これから購入される方はここで悲鳴を上げないよう注意。(たぶん遅刻ギリギリ間に合います)
→下げるのは読みきったが、馬場的に後ろは用無し。
年末の阪神といい、ちょっと馬場がキープされ過ぎで騎手の騎乗ミスによる差し展開しかないのがつらい

エレナアヴァンティが無理に押していった場合が他には考えられるが、インを取ったあと耐えきれるかというと、阪神より負荷の高い中山1200ではやや厳しめであると推察される。
→ここも想定通り、エレナアヴァンティは負荷の掛かる馬場では相手を選ぶタイプ。今後も買うときは組み合わせに注意

上がり3F


・メンバーとその過去ローテーションを見れば判るが、新潟の直線1000mをターゲットにした「一本調子」なタイプで構成されている。なのでコーナーで押し上げていけるザイツィンガー、ディヴィナシオンが間に合うかどうかという展開待ちの競馬が予想される。
→ザイツィンガー33.8上がり2位
 ディヴィナシオン34.5
完全に前に引っ張られただけで終了。もっと差しの効く展開でないと……

・ただし馬場が内有利だった場合、前半のポジションのまま雪崩れ込むだけなので上がりタイムはさほど気にする必要はなくなる。
当日の天気と芝の状態で馬券の組み立ては変更してもよいであろう。
→馬場を見切る前に馬券を買ってしまったこちらのミス
二通り考えて行動すべきだったか

予測走破タイム


・ハンデ中央値は68.5-68.75に設定されていそうだが、年明けからの斤量規定変更に対応した形とは思えないハンデの付け方だと個人的には考える。
イーブンペースでしか走れないフレッチアが頭を取るとは考えにくく、やはり有力なのはザイツィンガー、ジュビリーヘッド、ルッジェーロあたりか。
→ジュビリーヘッドの走破タイムは68.0
やや雨の影響と、前半がショボかった面からすれば0.25の誤差は仕方無いか

・前有利であれば当然ジュビリーヘッドの押しきり、そこまで前全振りでなければザイツィンガーかルッジェーロといった組み立てになる。
→まさにこの通りジュビリーヘッド以下前で決着

・ハンデでコッソリ得している感じなのはミニオンペールとコムストックロード。
→ミニオンペール4着はやはりハンデ設定が甘かったと感じる。
今後この手の馬を見つけたら積極的に買いたい

結論

最有力
15ザイツィンガー→14着 上がり2位
6ルッジェーロ→6着 上がり1位

有力
7ディヴィナシオン→13着
8コムストックロード→9着

個人的な買い目

単勝 6 15(2点)
馬連 6.15-6.7.8(5点)
ワイド 7.8-6.15(4点)
→オールハズレ
皆さんのお財布に僕のお金届きましたか?

オッズで強弱はつけましょう。多点買いはガミるのも回避しなければ意味ないので。


個人的には重み補正を掛けた馬がどれだけ正解に近いかの方が興味があるかな。ダメならまたシステム作り直しなので。
→一番補正を掛けたカイザーメランジェが
予測値68.7(34.1-34.6)
実測値69.8(34.9-34.9)
となって前半補正がまだ甘いことが判明。
ただこれはゲート以降のポジショニングもあるのでどう修正するかはまた考えなければ。

2023も課題はたくさんあるようです。

©️ぺぬ

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