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じゃないとオードリー という青春映画



はじめに

 オードリー若林さんのnoteを見るためだけにアカウントだけ作成したこのnoteだが、10月13日と20日放送のあった「じゃないとオードリー」を見た感想をどこかに置いてこないと、ずっと心の中でぐつぐつ煮えたぎるものを抱えたままになり生活が落ち着かなそうだ。
とりあえず書き方もわからないままキーボードを叩いている。
こんな書き方でいいのだろうか、見出しも適当につけている

私とオードリー


2010年入学で大学に入り時間が余りまくっていたのと、当時からサービス開始していたradikoによりラジオが聞きやすい環境になったことから深夜ラジオを聞き始め、オードリーANNは今となっては自分にとってなくてはならないインフラ的存在である。
※佐久間さんのラジオも初回から欠かさず聞いており大ファンだ

 あちこちオードリースタッフでお送りする「じゃないとオードリー」1回目も最高に面白かったし、今回も期待をぱんぱんに膨らませて放送日を待った。

2人の結婚後に感じる関係性の変化

 じゃないとオードリーのテーマは【成長】である。
テレビ東京の番組説明には修行企画とまで書いてあるほど

オードリーが「企画主導ゴールデンMC男」だけでなく、「その男ありきゴールデン男」になるべく挑む修行企画。誰からも「オードリーじゃないと…」と言われるような存在になるべく奮闘する。
テレビ東京HP

 ここ数年オードリーANNを聞いていて明らかな2人の関係性に変化があった。その変わり様は私にとって衝撃的だった。あのオードリーの2人が、仲良し芸人コンビの代表的な存在の1組であるバナナマンのように、お互いの誕生日にプレゼントをラジオで送りあうようになったのだ。
 お互いに感謝の気持ちを伝えるなんて、それまで10年ほどラジオを聞いていて記憶になくこれにはとても驚いた。

 じゃないとオードリー以外でも大きく変化(≒成長?と自分がいうのはおこがましい。。)が顕在化している2人であったが、今回の番組はど真ん中のテーマに成長が置いてあり、その成長物語ドキュメントと番組の着地点に胸を撃ち抜かれてしまった。

【じゃないと】の個人的解釈

 そもそものタイトルに込められている【じゃないと】はあくまで、「その男ありきゴールデン男」つまり「オードリーじゃないと」から来ていてもちろん今回もそちらが主題の出発点となっている。
 その出発点だったからこそ、番組のラストに向かう過程が心震える内容であった。

 番組終盤に若林さんと2人で車に乗り春日さんの自宅に向かっている際に、出てきた春日さんの本音。そこを発端に表象化される2人のお互いに対する尊敬の念。
 若林さんの著書のあとがきでひっそりと書かれているくらいでしか目にしたことがなく、ましてや相手に直接伝えるなんて想像ができなかった。

 番組ラストの車内の2人からは
彼らの外から見た時の【オードリーじゃないと】以外に、
コンビ内から見た二人のお互いにとっての
【(春日)じゃないと】【(若林)じゃないと】があふれ出ていた。

 コンビを組み始めて5年ほどした頃から、春日さんが言動を若林さんにジャッジされていると感じてしまい、少しずつ話しづらくなっていく中で、「親友」から「相方」になってしまっていた2人

 そんな2人が少しづつ親友を取り戻しているような姿と、前後編通じて使われている「金木犀の夜/きのこ帝国」の歌詞がこれ以上ないほどフィットしていた。

ドキュメントであり青春映画

 成長物語ドキュメントでありながら、オードリーが大好きなあの青春映画見ているような気持ちになった。

 主人公の親友2人が疎遠になってから何年か経て、傷つきながらも仲を取り戻していく話である、まさにキッズリターンのようだった。


 2人漕ぎの自転車が東京ドームにたどり着く際には、必ずやその場に自分もいたいと強く思う。


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