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この記事について 2009年と2016年に著者が体験した中有(冥府)の世界での出来事。宇宙と子宮の神秘に隠された死と再生の体験を記していきます。09年、16年に私が観たこの2つのビジョンは異なった視点で表現されますが、それらは全く同質の事柄になります。この記録を通じて読者の方に何か伝わるものがあれば幸いです。 第一章 初めなければ 終わりなし 私はいま、これまでに私の心に起こった不可思議な体験を記そうとふと思い立ったので出来る限りここに記すことにしました。 私は
この記事について 2009年と2016年に著者が体験した中有(冥府)の世界での出来事。宇宙と子宮の神秘に隠された死と再生の体験を記していきます。09年、16年に私が観たこの2つのビジョンは異なった視点で表現されますが、それらは全く同質の事柄になります。この記録を通じて読者の方に何か伝わるものがあれば幸いです。 第一章 初めなければ 終わりなし その2 それから6か月ほど過ぎた11月頃には、意識に備わる男性性のエネルギーや女性性のエネルギーのこと、プラーナやク
この記事について 2009年と2016年に著者が体験した中有(冥府)の世界での出来事。宇宙と子宮の神秘に隠された死と再生の体験を記していきます。09年、16年に私が観たこの2つのビジョンは異なった視点で表現されますが、それらは全く同質の事柄になります。この記録を通じて読者の方に何か伝わるものがあれば幸いです。 第二章 諦める 朝になって朝日がカーテン越しに入ってきましたが、私の状況は変わりません。 私を見守りながら介護職をしていた弟が、私に黄疸が出ていると兄に伝え
この記事について 2009年と2016年に著者が体験した中有(冥府)の世界での出来事。宇宙と子宮の神秘に隠された死と再生の体験を記していきます。09年、16年に私が観たこの2つのビジョンは異なった視点で表現されますが、それらは全く同質の事柄になります。この記録を通じて読者の方に何か伝わるものがあれば幸いです。 第三章 探す あの出来事から数日後、私はあのとき助言をくれた気療院の先生のもとにお礼のことばを伝えに向かいました。 私はあの日の強烈な体験の余韻からま
この記事について 2009年と2016年に著者が体験した中有(冥府)の世界での出来事。宇宙と子宮の神秘に隠された死と再生の体験を記していきます。09年、16年に私が観たこの2つビジョンは異なった視点で表現されますが、それらは全く同質の事柄になります。この記録を通じて読者の方に何か伝わるものがあれば幸いです。 第三章 花桃 さて、それから3か月ほどして私は用務員の仕事の後に老人ホームの傾聴ボランティアを始めました。それは兄弟の二人と長く付き合いのある友人が、福祉関
この記事について 2009年と2016年に著者が体験した中有(冥府)の世界での出来事。宇宙と子宮の神秘に隠された死と再生の体験を記していきます。09年、16年に私が観たこの2つのビジョンは異なった視点で表現されますが、それらは全く同質の事柄になります。この記録を通じて読者の方に何か伝わるものがあれば幸いです。 第四章 いづの芽 冬の終わり頃、伊豆の地に引っ越しましたが、伊豆ではもうこの時、一足早く河津桜が咲いていました。子供の頃、夏休みになると必ずこの伊豆の父の実
この記事について 2009年と2016年に著者が体験した中有(冥府)の世界での出来事。宇宙と子宮の神秘に隠された死と再生の体験を記していきます。09年、16年に私が観たこの2つのビジョンは異なった視点で表現されますが、それらは全く同質の事柄になります。この記録を通じて読者の方に何か伝わるものがあれば幸いです。 第四章 別かつ神 そう感じた直後、私の胸の辺りの高さ、目前の向かい右側から無数の数え切れないほどの微細な、一人一人表情の異なる祝福された赤子の頃の娘、瑠璃が
この記事について 2009年と2016年に著者が体験した中有(冥府)の世界での出来事。宇宙と子宮の神秘に隠された死と再生の体験を記していきます。09年、16年に私が観たこの2つのビジョンは異なった視点で表現されますが、それらは全く同質の事柄になります。この記録を通じて読者の方に何か伝わるものがあれば幸いです。 第五章 月下かみ相撲 その後しばらくの間、私は別室で留まっていましたが直ちに家を出るように促す声と張り詰めた状況は変わらないため、やむを得ず部屋から出て妻
この記事について 2009年と2016年に著者が体験した中有(冥府)の世界での出来事。宇宙と子宮の神秘に隠された死と再生の体験を記していきます。09年、16年に私が観たこの2つのビジョンは異なった視点で表現されますが、それらは全く同質の事柄になります。この記録を通じて読者の方に何か伝わるものがあれば幸いです。 第六章 命の水 やっとの思いで家に帰ると、普段と変わらない光景がありました。 妻がいて、娘がいる。 私がテーブルに座ると娘が朝、庭で摘んできた小さな花束をく
この記事について 2009年と2016年に著者が体験した中有(冥府)の世界での出来事。宇宙と子宮の神秘に隠された死と再生の体験を記していきます。09年、16年に私が観たこの2つのビジョンは異なった視点で表現されますが、それらは全く同質の事柄になります。この記録を通じて読者の方に何か伝わるものがあれば幸いです。 第七章 日いずるもとの神 呼び集められた家族が家に着いて、すぐに私のことを心配してくれていましたが、以前のように床に入っているような状態ではなかったので安心し
この記事について 2009年と2016年に著者が体験した中有(冥府)の世界での出来事。宇宙と子宮の神秘に隠された死と再生の体験を記していきます。09年、16年に私が観たこの2つのビジョンは異なった視点で表現されますが、それらは全く同質の事柄になります。この記録を通じて読者の方に何か伝わるものがあれば幸いです。 第八章 成満 翌日になって、兄があと二日ほど念のために私の家に留まり、母と弟は仕事があるため東京に戻ることになりました。 念のため、というのは私にはこのとき
幻 あとがき ㊀ この2009年と2016年に体験した中有での出来事、宇宙と子宮の神秘に隠された死と再生のビジョン、09年はより肉体的な視点に基づいて表現されたもので16年はより精神的な体験になりました。実際には、この二つの体験は全く同質のものであり、パターンによる暗示された神の雛型があります。 日いずる国の経の冒頭にもあったように私は事前に記事の投稿の意図はなく、2023年の年末に執筆に入りました。なにしろ14年も前の出来事から遡ったので断片的になりましたが、自身
幻 あとがき 2 前記事でも記したように私は2023年12月末に私としては予期せず執筆することになり、改めて自身の冥府の体験を忠実に振りかえり、冥府を渡る神型を地図のようにをこうして読者の方々に明かされ開示されているという事実に、新たな時代の息吹を感じています。 それはなぜかと言いいますと、かつてのインド密教の高僧パドマ・サンバヴァが著したチベット死者の書、バルド・トドゥルは後の時代を見通して山中に秘匿されたのですが、チベットでは、時代に応じて人々に必要な時がやっ
紐ときについて 前回のあとがきを終えて、今回の記事以降から少しの間、日いずる国の経に表現された神の型の紐解きに入ります。紐解きと言っても時に抽象的な表現を用いりながらビジョンに隠された事柄を違う角度から照らしてみたいと思います。 この後の紐解きの記事には、経典や聖典、預言書からの引用が出てきますので以前より少々難解に感じるかもしれません。 知識を増すことは時としてその本質を見失うという言うこともあり、私の知るところでは、読者の方が「日いずる国の経」1~Θ(シータ)