浄瑠璃光

2009年と2016年に著者が体験した中有(冥府)の世界での出来事。宇宙と子宮の神秘に…

浄瑠璃光

2009年と2016年に著者が体験した中有(冥府)の世界での出来事。宇宙と子宮の神秘に隠された死と再生の体験を記しました。09年16年に観たこの2つのビジョンは異なった視点で表現されますが、これらは全く同質の事柄になります。この記録を通じて読者の方に何か伝わるものがあれば幸いです

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  • 日いずる国の経

    2009年と2016年に著者が体験した中有(冥府)の世界での出来事。宇宙と子宮の神秘に隠された死と再生の体験を記しました。09年16年に観たこの2つのビジョンは異なった視点で表現されますが、これらは全く同質の事柄になります。この記録を通じて読者の方に何か伝わるものがあれば幸いです

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日いずる国の経 1 

この記事について 2009年と2016年に著者が体験した中有(冥府)の世界での出来事。宇宙と子宮の神秘に隠された死と再生の体験を記していきます。09年、16年に私が観たこの2つのビジョンは異なった視点で表現されますが、それらは全く同質の事柄になります。この記録を通じて読者の方に何か伝わるものがあれば幸いです。 第一章 初めなければ 終わりなし    私はいま、これまでに私の心に起こった不可思議な体験を記そうとふと思い立ったので出来る限りここに記すことにしました。  私は

    • 日いずる国の経から紐とく  傲り高ぶる支配者と伊都之尾羽張

      おわりの時  今回は紐ときの最後の記事として2009年と2016年に私自身に起こった二度の体験で見え隠れするように現れた、傲慢で破滅をもたらす天魔について記していきます。  2009年の日いずる国の経・二『青く冷たいほど澄んだ世界』の章に記された、世界が青くなり、自然と沸きあがる知識とこの世の超越感に 「すっかり私は以前の苦悩していた頃の自分を忘れ、新たな知識に得意げになり、その高揚も積もって次第に興奮しはじめていることに気づきました。」 とあるその存在は、2016年

      • 日いずる国の経から紐とく 日月神示 下つ巻 二十二帖 あいカギ

        北の門 ナムチのゆめの泡   ひつく神示には天と地が「グレンとひっくり返る」という表現がありますが、これは諺であるように、あの世とこの世は「逆さごと」という、あの世と私たちに映し出された物質世界では価値観が逆さのように異なってるとも伝えられています。  その逆さまの価値観とは「持つものはそれを失い、持たざるものはそれを得る」とか「なにも持たずにこの世に生まれ、なにも持たずにあの世へかえる」だとか、キリストのいう「金持ちが神の国に入るよりも、らくだが針の穴を通る方がまだ易し

        • 日いずる国の経から紐解く マイトレーヤ

          弥勒というマイトレーヤの神輿  今回の記事では日月神示で言及されている『北から攻めてくる』や『石屋』について、このビジョンがどこから表れているのかを日いずる国の経の観点から紐解いていくその前にマイトレーヤについて簡単にですが記していきます。  終末世界とその後に訪れる神国を示した書物は世界中に残されていますが、この様な靈的書物には一定の共通したビジョンや数靈によるパターンが記されています。  日月神示やヨハネの黙示録のような終末描写の色濃い啓示や、聖書のメシア、ヒンドゥ

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        日いずる国の経 1 

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        • 日いずる国の経
          19本

        記事

          日いずる国の経から紐とく 十地経とノアの方舟

          紐解き3  今記事では日いずる国の経・七にある「もう戻れない」と言う声と十地経の第六地、不還の位から第八地の縁覚へと紐付ける記事を記していきます。少し難しいかもしれませんが、母の胎内の十月十日で養われて形成される胎蔵の智慧ように読者の方がこの記事に目を通されることで利益があれば幸いです。  大乗仏教の華厳経にある十地経とは、目覚めの階梯として現れてくるビジョンを10の階梯で表しています。この十地は菩薩の五十二位という菩薩から仏までの階梯を五十二位で表した41位から50位ま

          日いずる国の経から紐とく 十地経とノアの方舟

          日いずる国の経から紐解く 思金神と布刀玉命

          紐とき 2  生命の呼吸と さざれ石  前記事で磐座信仰にふれた、日いずる国の経・七では、銀河の円環を廻る塵のような石に想い投影された私たちの生きる世界のことを記述しました。  聖書でもアダムは土より作られたとあり、先のダニエル書にもありましたが聖書の世界観ではわれわれは塵から生まれたという事を言及しています。  この言葉は私たちの住む現代の価値観ではとても受け入れられないかもしれませんが、仏教でもこの世界は仮の世界、仮想的な喩えのような世界だと伝えられてきたのです。

          日いずる国の経から紐解く 思金神と布刀玉命

          日いずる国の経・七から紐解く艮の金神

          紐ときについて  前回のあとがきを終えて、今回の記事以降から少しの間、日いずる国の経に表現された神の型の紐解きに入ります。紐解きと言っても時に抽象的な表現を用いりながらビジョンに隠された事柄を違う角度から照らしてみたいと思います。  この後の紐解きの記事には、経典や聖典、預言書からの引用が出てきますので以前より少々難解に感じるかもしれません。  知識を増すことは時としてその本質を見失うという言うこともあり、私の知るところでは、読者の方が「日いずる国の経」1~Θ(シータ)

          日いずる国の経・七から紐解く艮の金神

          日いずる国の経 〆 国之常立神の世

          幻 あとがき 2  前記事でも記したように私は2023年12月末に私としては予期せず執筆することになり、改めて自身の冥府の体験を忠実に振りかえり、冥府を渡る神型を地図のようにをこうして読者の方々に明かされ開示されているという事実に、新たな時代の息吹を感じています。  それはなぜかと言いいますと、かつてのインド密教の高僧パドマ・サンバヴァが著したチベット死者の書、バルド・トドゥルは後の時代を見通して山中に秘匿されたのですが、チベットでは、時代に応じて人々に必要な時がやっ

          日いずる国の経 〆 国之常立神の世

          日いずる国の経 〆あとがき

          幻 あとがき ㊀  この2009年と2016年に体験した中有での出来事、宇宙と子宮の神秘に隠された死と再生のビジョン、09年はより肉体的な視点に基づいて表現されたもので16年はより精神的な体験になりました。実際には、この二つの体験は全く同質のものであり、パターンによる暗示された神の雛型があります。  日いずる国の経の冒頭にもあったように私は事前に記事の投稿の意図はなく、2023年の年末に執筆に入りました。なにしろ14年も前の出来事から遡ったので断片的になりましたが、自身

          日いずる国の経 〆あとがき

          日いずる国の経 Θ

          この記事について 2009年と2016年に著者が体験した中有(冥府)の世界での出来事。宇宙と子宮の神秘に隠された死と再生の体験を記していきます。09年、16年に私が観たこの2つのビジョンは異なった視点で表現されますが、それらは全く同質の事柄になります。この記録を通じて読者の方に何か伝わるものがあれば幸いです。 第八章 成満  翌日になって、兄があと二日ほど念のために私の家に留まり、母と弟は仕事があるため東京に戻ることになりました。  念のため、というのは私にはこのとき

          日いずる国の経 Θ

          日いずる国の経 十

          この記事について 2009年と2016年に著者が体験した中有(冥府)の世界での出来事。宇宙と子宮の神秘に隠された死と再生の体験を記していきます。09年、16年に私が観たこの2つのビジョンは異なった視点で表現されますが、それらは全く同質の事柄になります。この記録を通じて読者の方に何か伝わるものがあれば幸いです。 第七章 日いずるもとの神  呼び集められた家族が家に着いて、すぐに私のことを心配してくれていましたが、以前のように床に入っているような状態ではなかったので安心し

          日いずる国の経 十

          日いずる国の経 9

          この記事について 2009年と2016年に著者が体験した中有(冥府)の世界での出来事。宇宙と子宮の神秘に隠された死と再生の体験を記していきます。09年、16年に私が観たこの2つのビジョンは異なった視点で表現されますが、それらは全く同質の事柄になります。この記録を通じて読者の方に何か伝わるものがあれば幸いです。 第六章 命の水  やっとの思いで家に帰ると、普段と変わらない光景がありました。 妻がいて、娘がいる。  私がテーブルに座ると娘が朝、庭で摘んできた小さな花束をく

          日いずる国の経 9

          日いずる国の経 8

          この記事について 2009年と2016年に著者が体験した中有(冥府)の世界での出来事。宇宙と子宮の神秘に隠された死と再生の体験を記していきます。09年、16年に私が観たこの2つのビジョンは異なった視点で表現されますが、それらは全く同質の事柄になります。この記録を通じて読者の方に何か伝わるものがあれば幸いです。 第五章 月下かみ相撲   その後しばらくの間、私は別室で留まっていましたが直ちに家を出るように促す声と張り詰めた状況は変わらないため、やむを得ず部屋から出て妻

          日いずる国の経 8

          日いずる国の経 7

           この記事について 2009年と2016年に著者が体験した中有(冥府)の世界での出来事。宇宙と子宮の神秘に隠された死と再生の体験を記していきます。09年、16年に私が観たこの2つのビジョンは異なった視点で表現されますが、それらは全く同質の事柄になります。この記録を通じて読者の方に何か伝わるものがあれば幸いです。 第四章 別かつ神  そう感じた直後、私の胸の辺りの高さ、目前の向かい右側から無数の数え切れないほどの微細な、一人一人表情の異なる祝福された赤子の頃の娘、瑠璃が

          日いずる国の経 7

          日いずる国の経 6

           この記事について 2009年と2016年に著者が体験した中有(冥府)の世界での出来事。宇宙と子宮の神秘に隠された死と再生の体験を記していきます。09年、16年に私が観たこの2つのビジョンは異なった視点で表現されますが、それらは全く同質の事柄になります。この記録を通じて読者の方に何か伝わるものがあれば幸いです。 第四章 いづの芽  冬の終わり頃、伊豆の地に引っ越しましたが、伊豆ではもうこの時、一足早く河津桜が咲いていました。子供の頃、夏休みになると必ずこの伊豆の父の実

          日いずる国の経 6

          日いずる国の経 5

           この記事について 2009年と2016年に著者が体験した中有(冥府)の世界での出来事。宇宙と子宮の神秘に隠された死と再生の体験を記していきます。09年、16年に私が観たこの2つビジョンは異なった視点で表現されますが、それらは全く同質の事柄になります。この記録を通じて読者の方に何か伝わるものがあれば幸いです。 第三章 花桃 さて、それから3か月ほどして私は用務員の仕事の後に老人ホームの傾聴ボランティアを始めました。それは兄弟の二人と長く付き合いのある友人が、福祉関

          日いずる国の経 5