自己肯定感と自己否定
これまで僕は、自分は自己肯定感が低くて苦しいのだと思っていた。
でも、最近気づいた。これは些細なことでようで、当たり前なことのようであるけど、僕にとっては大きな気づきだった。
それは、僕は自己肯定感が低いのではなく、自己肯定感をはるかに凌ぐ大きなおおきな自己否定があった。
僕は自己肯定感はむしろ高い方だ。
だって、もともと障害と病気を複数持って生まれ、親を憎み、友達もいなくて引きこもり・ニート時代さえあった自分が、今はほぼ真逆になっている。
福祉をうまく利用して資格を取り、専門職として一般雇用で働き、親には感謝が絶えなくなり、信頼し尊敬できる友人、メンター、先生がいっぱいいる。
この成果は、自分なら解決できるという自己肯定感があったから。
自己肯定感があったからこそ前向きに行動できた。
ただ、解決しても解決しても自己否定は止まらなかった。それは、社会的に立派な父親や僕自身が生んだ高すぎる理想像と、自分自身を比べていたから。
今、等身大の自分を振り返ると、確かに社会的ステータスは低い方。だけど、これまでの成長の仕方はスゴイと自分を褒められる。
生意気なことを言うようだけど、もし、自己批判や自己嫌悪が止まらない方がいらっしゃったら、自己肯定感を高めようとするだけでなく、自己否定の強さと内容にも目を向けてみてはどうでしょうか。
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