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猫が来たー!

2024年1月某日。
我ら家族は保護猫シェルターに赴いた。
Googleの口コミで「塩対応」だの「圧迫面接」だのといった不穏な言葉が並ぶ低評価満載の施設だ。

だが、行ってみるとスタッフの方も愛想良く笑顔で応対してくれるし、猫たちも元気で毛艶も良い。
聞かれた事を答えて、聞かれない事は黙っていた。
答えた事に嘘はない。

結果、合格をいただけた。
それも娘の希望である『子猫2匹同時譲渡』という高レベルを条件無しの一発合格だ。

たくさんの猫の中から、数時間かけて飼う猫を選んだ。
家族全員の総意として『長女が決定する』と決めてあったが、それでも数時間かかった。

私が「このコ、美猫じゃない?」と示す猫が、いちいち使い魔に似ているとバカにしてきた長女だが、長女が選んだ猫は使い魔と同じ毛色と同じ目の色をした生まれ変わりのような子猫だった。

もう1匹は同時期に保護されたという子猫で、おそらく選んだ猫とはきょうだいの猫。
こちらは次女が気に入っていたので、万事丸く収まったような状態だ。


そして現在、私の足元を2匹の子猫が走り回っている。
10数年ぶりの育児(猫)であるが、今回は経験値も上がってるし、何より長女がいるのでワンオペじゃない。
縁切りメール事件で打ち砕かれた自信もシェルターでの合格で取り戻せたようだ。

使い魔ではない2匹の猫に振り回される未来が見えるような気がするが、まぁなんとかなるだろう。
使い魔が写真の中から「まぁ、頑張んな」と言ってるようだ。

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