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勇気を出してドアをぐぐれは、そこはフィリピントリップ

沖縄市通称”コザ”には嘉手納基地に隣接している影響もあり
国際色豊かなレストランが数多くあり、メキシコ料理・タイ料理・各国のカレー専門店など、どれも県内県外、国を超えて沢山の人の舌をうならせる名店ぞろい。

しかし、その中にコザのチャンプルー文化にもまれて四十数年の私が勇気が出せず入れない、異色の強いお店がひとつ、コザのメインストリートの一つである空港通りを外れたすぐの場所にある。

その名も「フィリピンレストラン ブンガロ」

通りすがりにみる、「フィリピンレストラン ブンガロ」さんはいつも外国人のお客さんで沢山の人気店。いつも通る道なのに、なぜか入る勇気が出ない。
フィリピン料理に馴染みのない上に、外から見る印象は、日本人のお客さんいなさそう、と勝手にしり込みをして数十年。

そんな「フィリピンレストラン ブンガロ」さんへ勇気を振り絞って、女子二人で入ってみた!結果やいかに!

<店内の様子>
足を踏み入れた瞬間、この時点でもうここは日本ではない気分となる。
店内入ってすぐの入り口付近には異国のマーケットのような見たことのない不思議な品々が並ぶ販売スペース。

見慣れない食材たちが並ぶ
日用品コーナー
何かの卵らしき食材
おかしやマンゴーの瓶詰


お昼を過ぎた14時にも沢山の人でにぎわう人気店のようで、やはり日本人は私達だけ。

<いざ注文!>
緊張に固まりながらも席に着く。
注文にチャレンジすべく、メニューを開く。
すべて英語メニュー、しかも見慣れない料理が並ぶ。

英語表記のメニューのみ

おすすめを聞くために店員さんを呼ぶも、日本語が通じず、ジェスチャーとカタコトの英語でどうにかおすすめを聞き出す。

<いざフィリピン料理を食す!>
私達が注文したのは4品。

①PININYAHANG MANOK
じゃがいもや人参が入った優しい味のチキンの煮込み。第一印象はまるで肉じゃが!
②LUMPIA
ひき肉がベースの揚げ春巻き。知っている揚げ春巻きと全然違うのに、不思議と日本人に合う味。
③SISIG
お醤油のようなしっかりした味付けで、豚の色々な部位が細かく刻まれた炒め物が熱々の鉄板でやってきた。ボリュームがすごい。にんにくの香りと落し卵がいい感じに食欲をそそる。


 左側:PININYAHANG MANOK中央:LUMPIA 右側:SISIG

④HALO-HALO
フィリピンのかき氷。お芋のようなバナナや紅芋、甘く煮た豆、ナタデココ、ココナッツやドライマンゴーにアイスクリームと色々な食材が乗っていて、それでいて甘さも控えめ。見た目に反してものすごくさっぱり!

不思議なことにどの料理もアジア料理のスパイシーさを想像していたけども、優しくて懐かしい優しい味わい。フィリピンにいるのに、日本や沖縄を感じるようなお料理の数々に、なんだか不思議体験。

ちなみに、フィリピン雑貨の片隅にこちらを見つけました。
これって、”あんだかしー”ですよね?!
フィリピンの食文化って沖縄に通じるものがあるのかしら。

<チャレンジした結論>
入りづらいという個人的な感情から勇気を出してドアをくぐれば、そこは想像以上のフィリピン!
異国情緒あふれる店内に、日本語の通じない世界。
食べたことのないお食事達。

そんな体験ができる「フィリピンレストラン ブンガロ」さん
日本にいながらにして、多国籍文化のまちコザの神髄をしっかりと味わうことができます。ぜひフィリピントリップを体験されてみては?

「フィリピンレストラン ブンガロ」
沖縄県沖縄市中央1丁目28-7  
営業:火曜日~金曜日11:00-22:00 土曜日・日曜日7:00-20:00 定休:月曜




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