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スペイン:モンセラットまで往復11.5ユーロで行く方法

(この記事は2023年9月に訪れた時のものです)

スペインのバルセロナから日帰りで行ける
モンセラット。

黒いマリア像や少年合唱団のある修道院などがあり
モンセラットの岩山のトレッキングもできるので
小さい町ですが半日〜1日楽しめます。

モンセラットの岩山と修道院。

行き方について色々なサイトで調べたのですが、
多くの場合、電車+登山列車またはロープウェイ
という方法が多く、往復24ユーロ以上かかります。

しかし、バスなら往復で11.5ユーロで行けます。

今回バスを利用してモンセラットへ行ったので、
行き方とメリット•デメリットを記載します。

トレッキングもしたので体験記も載せてあります。


行き方について

バルセロナーモンセラット間は
Julia busというバス会社が運行しています。

バルセロナのサンツ駅から
モンセラットの町の入り口までを運行しているので
すぐに観光スポットへ行けます。

行き方は至って簡単。
① バルセロナサンツ駅のバス乗り場へ行く。

② バスに乗って運転手さんにお金を払う。
(現金のみ。片道ずつなので帰り分は帰りに払います)

乗車するときに現金で買います。

③ モンセラットのバス停から降りて市内地へ
(観光バスと同じ降り場で約5分で中心地へ行けます)

降車場。真ん中に小さく見えるのが中心地です。
中心地に行く途中には小さなマーケットもあります。

④ 帰りは同じバス停で乗り降りします。
バス停の周辺にも観光できる場所があるので、
待ち時間の暇つぶしにもなります。

バス停の付近にあったオブジェ。
昔は登れたらしいですが今はフェンスがあります。
こちらもバス停付近にある壁。
ここからの景色も良いです。

なお、時期によってバスの時刻が違うので、
事前にホームページを確認してください。


メリット

・とにかく安い!(列車の約1/2の値段です)
乗り換えせずに市内地に到着する
・モンセラットに行く途中の山道からの景色も良い

特にバルセロナサンツ駅の周辺のホテルに
宿泊している場合はすごい楽だと思います。


デメリット

運行本数が少ない(行き帰りともに1便ずつのみ)
・山道なのでくねくねしており酔いやすい人はつらい

1番のデメリットはバスの本数です。
行き 9:15バルセロナ発
帰り 18:00モンセラット発(時期によっては17:00)
とそれぞれ1便のみしか無いのが非常に不便です。

モンセラットの町自体は非常に小さく、
半日もあれば観光は終えられるため、
バスでの往復では時間がすごい余ります。

対応策としては、
・行き帰りのどちらか一方を電車にする
トレッキングをする
が無難かなと思います。

片方に電車を使ったとしても、
バスは片道5.75ユーロのため
合計で20ユーロ以下に抑えられるので、
こちらの方がお得です。

トレッキングをする場合はコースがいくつかあります
インフォメーションセンターで地図をもらえるので、
参考にすると良いと思います。


トレッキング体験記

以下、今回のトレッキングルートです。
(サンミゲル展望台-サンジェロニ経由)

ちなみにサンジェロニ(山頂)まで登るコースは
結構きついです。
滑りやすいのでトレッキングシューズでも
良いかもしれません
(スニーカーは結構汚れるかも)

道中は水道も無いので、
事前に街で水分を補給しておきましょう。
(フニクラの駅に自販機があるのみ)

また、サンジェロニを経由するコースの場合は
サンミゲル展望台の方から登り始めることを
おすすめします。
(反対側は階段道と山道から始まるのでキツいです)

① 修道院→サンミゲル展望台
修道院で少年団ミサに参加したので13時半頃出発。
ずっと坂道を登っていきます。約15分で到着。

サンミゲル展望台。ここからの景色も良いです。

② サンミゲル展望台→フニクラの頂上の駅
サンミゲル展望台から更に坂道を登ります。
修道院から歩き始めて1時間ほどで到着。

フニクラの頂上の駅(修道院付近から出発してます)。
ここにある資料館に自販機があるので水分補給できます。

③ フニクラの頂上の駅→サンジェロニ(山頂)
フニクラの駅からサンジョアンにも行けますが、
サンジェロニとルートが異なるので
今回はサンジョアンは行きませんでした。

赤の太線のルートに沿って行きました。
サンジェロニからの景色は格別です。

④ サンジェロニ→修道院
帰りは山道が続き、その後は果てしない数の階段。
修道院に到着したのは17:20頃だったので、
約4時間のトレッキングでした。

水道右上の辺りの道に到着します。
到着した頃には膝が震えていました。

写真を撮ったり休憩しながらだったので、
もう少し早く帰って来れるとは思います。

ただ運行時期によってバスの時間は異なるので、
片道はフニクラを使うなどして時間を調整すると
良いと思いました。

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