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Playful Learning! 楽しもう!

土曜日
曇りのち雨


学童児は10人程度
児童館も20人程度

こんな日は思いっきり子ども達と遊べるチャンス!

ということでまずは子ども達を観察…


側転や逆立ちの練習をしているMさん
なぜか最近彼女たちのグループで流行っている

「おぉ、キレイに逆立ち出来るようになってきたね~。やっぱり毎日練習してると上手くなるね。指先も良い感じ!」

Mさん
「私よりSやMのほうが上手いよ!もう壁なくても2秒くらいできるようになってる。 それより館長! 私、今日朝からYouTube観てきたんだ、推しの動画!なんていうグループだと思う?」

逆立ちの話題から一瞬でYouTuberの話に…
この切り返しの早さはさすが小学生…
しっかりとその話題にもついていく。
PCで検索し、推しを確認したうえで彼女の推しへの愛を聴かせてもらう。
Mさんは3分ほど語ると満足し、逆立ちの練習に戻った。

PCやスマホを使用する時点でもう公立ではNGと言われかねない行為だけれど、物心ついた時からSNSが身近にある小学生年代とコミュニケーションをとるために、ネットにつながるデバイスは必須だと思う。
だって私の知らない有名人が多すぎる…。


児童館に遊びに来た常連キッズ
子ども達の8割はNintendo Switchを持って来館。
グループごとに違うゲームをやりながら談笑している。

皆ゲーム上手すぎる…
そして集中力が半端ない
好きなことはとにかく上達が早い

そんな彼らも、ゲームばかりしているわけではない。
遊戯室はしっかり予約しており、1グループ20分交代で、ドッジボールしたりサッカーしたり卓球したりとスポーツもする。

スポーツのできない時間のヒマつぶしにゲームなのか?
ゲームの気分転換にスポーツなのか?
どっちなのかは分からない。

しかし

「オレたちは遊べる時間を1分たりとも無駄にしたくない!!」
という強い意志のようなものを感じる…

大人が思っている以上に子どもは1分1秒を大切に生きている。


他にも
工作しながらダンスしたり歌うたったり

知育パズルでスピード対決(館長の実況中継付き)したり

真面目に働いているところを逆に実況中継されたり

たくさんの子ども達と、名もない遊びで遊びまくった1日だった。

私にできることは
自由に遊べる空間を提供し
仲間に入れてもらって遊びの楽しさを言語化し
子ども達の成長をこっそりサポートするGuided play

良い教育とは
ただ親の願いをかなえることじゃない。

一人ひとりの子どもが持つ独自の良さを発見し、それを育てながら
幸せに生きていくのに必要な力を身に付けるよう支援すること。

良いスタッフとは
自分の価値観で子どもを育てようとする人じゃない。

自分をはるかに超えるような人間にしてしまう人。


雨の日

学校もクラブ活動も何にもない自由な土曜日

そんな日は
児童館で
心の赴くままに
みんなで遊んで大きな声で笑おう!

遊びから学ぼう!

Playful Learning!

あーーー楽しかった!


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