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侍JAPANが野球世界一になった時の組織作りの思考とマネジメント

【侍JAPANを世界一に導いた思考とマネジメント】

先日は日本最大級の医師コミュニティM.A.F様大阪勉強会にてゲストがWBC日本代表ヘッドコーチの白井一幸様でした😊

そこでのお話は【組織マネジメントの思考】
侍JAPANを世界一に導いたコーチや監督はどのような思考だったのか?

非常に学びになるため皆様で共有しましょう😃

★箇条書きはお話の時系列で並んでいます


1.相手に迎合しない(共感でその場しのぎをしない)

2.全て自分が先に行い模範を示す

3.「ありがとう」はこちらから言う

4.「頑張って」という言葉は「今は頑張れていない」と同義であるため「いつも頑張ってくれているよね」に変える

5.「なんで~」「なぜ~」という言い始めは相手を責めて聞こえてしまうので控える

6.ゴールと目標を明確に仲間と共有する

7.手前の目標に照準を合わせず最終ゴールから逆算して考えること

8.重要度は目標<目的である
O選手は目的型の選手なのでいつまでも成長し続けることが出来る
20歳から目標は"世界一の選手"を目指しておりその目的は「野球を通じて世界一愛され よい影響を皆に与え 応援されるアスリートになるため」

9.侍JAPANの目的は「感動を国民の皆様に届ける」こと
感動とは人としてあるべき姿を徹底することで起きるものである

10.同じ取り組みでは同じ結果しか出ない 目標や目的にそぐわないと感じれば変わるしか道はない

11.平凡なことほど全力を出す価値がある なぜなら全力は人の感動を生むからである(ex.WBC中国戦のN選手 ファーストゴロでも諦めず全力疾走したところ慌てたファーストが球を落としセーフになった ここで起こる観客の大歓声 侍JAPANはN選手から感動の与え方を学んだ)

12.チェコ代表は「全員がアマチュア」という異例のチームだったため侍JAPANには試合前から楽勝ムードが漂っていた
S選手が162キロの豪速球を相手選手の膝に当ててしまい即病院を手配しようと関係者たちは動いたがそのチェコの選手は大ケガでもなにも言わずプレーを続けた
その真摯な姿勢に侍JAPANは「相手をリスペクトする事」「勝つための闘志」を忘れていたと気づかされチェコ代表を心からリスペクトし相手ベンチ前で帽子を取りお辞儀して敬意を示した(この時白井コーチはこのチームは優勝できる!と確信したそう)

13.アメリカ代表との決勝戦前 侍JAPANのある選手が「トラウト選手のサインボール欲しいな🥺」と言った
それを聞いたM通訳は「トラウトはいいやつだから俺がもらってきてあげるよ」とトラウト選手の元へ
話を聞いたトラウト選手は快諾し「1個で良いの?全員分書くよ!」と36個のサインボールを日本代表控え室に届けた
喜んでボールを手に取る日本代表
ところがそれを見たO選手はここまで積み上げて燃やしてきた"勝つための闘志"が薄れてしまうのを危惧し「今日の円陣組んだときのお話は僕にさせて下さい!」と打診
そしてあの有名な「憧れるのをやめましょう」に続いた

14.ウサギと亀の話の本質は「相手を見るかゴールを見るか」ということ 相手を見るのはウサギ ゴールだけを見るのは亀
どちらが勝つためにふさわしい取り組みだろうか?

15.日本代表K監督は"相手を信じて任せて感謝する"を徹底していた(ex.大会序盤ずっとM選手の調子が悪かったがK監督は信じてずっと代えなかった M選手は三振してしまったとき監督に「すいませんでした!」と謝りに行った しかしK監督はこう言った「なに謝ってるんだ!日本代表のためにあんなに良いスイングをしてくれてありがとうね」とM選手に感謝を述べた M選手は見事K監督の信頼に応えその後活躍した)

16.学びと行動は両輪になっている。両方使って初めて"前進できる"

17.相手に質問するときは相手個人めがけてではなく"空間"に投げるように質問する そして一緒に考えてあげると相手に圧迫感を与えず相手を尊重できる


このような貴重なお話をお伺いできて本当に有意義な時間でございました🙏

M.A.F様 白井様に心より感謝いたします😊

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