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30代転職準備①

転職をすることにしました。
現在の状況を一旦整理して、書き留めておこうと思います。

ざっくり自己紹介

92年生まれの30歳、主婦(現在子なし、今後は未定)
これまで、警備業、一般事務、建設コンサルタント(cadと技術職)に携わってきました。

転職の理由

マイホームを購入し、職場との距離がかなり離れるため。
リモートを打診してみたものの、家が遠いという理由でリモートは許可できないと言われ転職を決意。なお、その場では上司に「そうですよね!もちろん通わせて頂きます」と返答したため、改めて退職を切り出さなければならない。それについては気が重いし胃が痛い。でも電車で片道2時間かけて通勤する気概も、縋り付くほどの熱量もとうにない。

おおまかな希望

・完全週休2日
・年間休日120日以上
・在宅可
・年収300万以上

ざっくりとこんな感じ。
また、現職に就いて4年働きましたが、後悔しているポイントを以下に述べます。

後悔ポイント

①業界の体質を調べずに入社
②家族経営の小さな会社だった(20人前後)
③「副業や趣味に時間を使えること」を目的に、条件のみで転職したため、モチベーションがない

後悔ポイントについては、軽く掘り下げておこうと思います。

①業界の体質を調べずに入社
 建設関連業は繁忙期がとにかく忙しく、サービス残業が多いように感じます。元請けさんからのメールの送受信の時刻も、いつも心配になるような時間です。
 また、この業界はずっと勉強が必要になります。技術士やRCCM、施工管理など。私もコンクリート技士を取得しました。繁忙期のとある1日は次のような感じです。朝8時に出社し1時間勉強、お昼休みも勉強、19時まで残業、20時までサービス、帰ると21時。土日も資格のための勉強。
私の場合、モチベーションは資格手当のみでした。この仕事は、土木や建築に惚れ込んだ人には天職なのだと思います。でも私のように、条件のみで決めてしまうとモチベーションの維持が難しくなります。

②家族経営の小さな会社だった
 ここは強めに主張しておこうと思いますが、HSP気質を自覚されている方で、少人数の会社への転職を考えている人は再度よく検討した方が良いかもしれません。
私の場合は少人数×家族経営×田舎という環境だったのですが、なかなか苦痛でした。具体的には以下のようなことがあります。

・オンオフが曖昧で、かなりあけすけな身の上話が盛んにあります。え、友達?みたいな、プライベートに踏み込んだ話を聞かれたりします。今は慣れてしまいましたが入社したての頃は本当にびっくりして、日傘を差して歩く私の姿をいじって来られたときはドン引きしました。

・「サービス」という概念がそもそも薄い
上司は「アットホームな会社」と自負し、「社員はみんな会社が好き」だと信じているので、終業時間を過ぎても普通に喋りかけてきます。ノー残業デーのはずが、「雑談に巻き込まれて帰れない」という状況が何度もありました。ひどいときは平気で1時間超過したりします。もちろん残業代は出ません。とにかく帰りにくい雰囲気があります。また、仕事終わりに飲みに誘われたりもしょっちゅうありました。私は奢りの焼き肉より自分で作る豚汁が好きなタイプなので、その時間ももちろん苦痛。早く帰りたいと何度も思いました。しかし人の顔色を窺い、うまくかわすことも断ることもできない私は、言われるがままでした。
出世したい人や、コミュ強の人、本当に仕事が好きな人、またはそういうものをうまくかわせる人は問題ありませんが、私のように「仕事とプライベートは分けたい」と考えている人には辛いかもしれません。

・やることが多い
少人数で、会社はちょうど拡大期。
cadオペとして入社したはずが、人手不足という背景からなぜか現場に行ったり資格を取ったり、いつしか私は技術職になっていました。いや、早く気づけよという話ですが、期待されると応えなければという気持ちになりいつの間にか4年経っていました。
また、会社もオフィスという感じではなく、一軒家という感じ。掃除やゴミ出しもします。田舎なので、近くにお店はなく、ランチに出ることもありません。さらにコロナ禍前は、お昼はみんなで食べようという謎のルールがありました。私はこれがとても苦痛で仕方なくて、お昼休みが休みではなかったのです。お喋りが好きな人だけで食べてくれ、と何度も思いました。

③「副業や趣味に時間を使えること」を目的に、条件のみで転職したため、モチベーションがない

 私は当時「副業や趣味の時間を増やしたい」という思いから、条件のみで転職しました。その条件とは、
・土日休み
・勤務時間 9:00-17:00
・cadオペ
・月給15万
これだけ見たら、上記の副業や趣味にしっかり時間を割けそうだと思いますよね。
しかし実際は、資格の勉強や接待、残業などに時間は吸われ、いつしか仕事内容も変わりました。絵を描く時間も読書する暇も一時期まったくありませんでした。
 しかしこれは、私にも責任があります。業界について調べもせず、条件のみで決めてしまったからです。会社側は、私が「稼ぎたいから転職してきた」と捉えるのが普通です。「副業前提の転職」だなんて考えるはずがありません。
 よって、次回の転職は「業界についてよく調べること」、「副業前提の転職はしない」という点を重視した方が良さそうです。(当たり前だろ、と突っ込まれそうですが)

最後に

さて、ここまで書いてきましたが、これまで辞めずに働いてきたのは、なんだかんだ可愛がって育ててもらった自覚があるからです。私が心の底から土木を愛せたら、転職という選択はしなかったかもしれません。上司には申し訳ない気持ちもあります。だからこそ、次は自分が得意なことや、これなら貢献できると思える、きちんと納得できる転職をしたいと考えています。

長くなってしまいました。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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