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2024年は“分水嶺”のピークのとき

従来の“占星術”ではない「星学:アストロロジー」によって何が読めるのでしょうか?

聞き慣れない方も多いと存じますが、これまでの「双魚宮時代」(そうぎょきゅう じだい)から、本格的な「宝瓶宮時代」(ほうへいきゅう じだい)へパラダイム・シフトが起きている現代です。

【生き残るには時代変化を知る】

ディレクション・リーディングによって、最先端の実学となるホロスコープの解釈から、いわゆる「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)を読むことができます。

双魚宮時代の人類歴史は、2025年で終わろうとしています。

昨今は「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションの末期で、リバイバルの終わりとともに双魚宮時代の人類歴史はが完全に終了していく終末の秋(とき)です。

“宇宙波動エネルギー”から「ホロスコープ」をみて、そのようにリーディングできます。

占星術的に申し上げますと、トランシット(運行)の「海王星」は今月2023年12月に順行に戻り、魚宮の第3デーク(20度~29度)の後半、魚宮末期の25度以降を進みはじめています。

歴史的に申し上げますと、紀元前2世紀頃のローマ帝国の西洋世界統一後、約2,160年間(計算値)続いた双魚宮時代が再来年2025年をもって完全終了していきます。

逆に申し上げますと、前人未到の「宝瓶宮時代」が実際的な社会体制の構築に向けて始まっていきます。

「2025年の終末予言」を何かで見聞きされた方も多いと存じますが、2,000年ほど前から宗教によって導かれてきた双魚宮時代の終わりのときで人類歴史や地球が終わるわけではありません。

【時代のニューマ(空気)が変わる】

信じる信じないは皆さまのご自由です。

アストロロジカル・エイジに伴なう「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)から人類歴史をリーディングすれと確実にそういえます。

このことは、2012年にはじめた「伝授講座」こと“宝瓶宮時代の新しい宇宙観”「数理法則とクオリアル・ワールド」においても明らかにしておきました。

象徴的な「星のディレクション」は冥王星が水瓶宮の影響圏に入っていくことに伴なった“宇宙波動エネルギー”の変化で、以降、約24年間も及ぶ「深層の精神意識の変革」のデレクションがはじまっています。

お一人ひとりの「深層の精神意識」(霊性、深層心理)を、新たに宝瓶宮時代を迎えていくにあたって変革していくことが必要なためです。

なぜでしょうか?

宇宙創成プログラムに基づいて、これまでの“支配/被支配”といった「対立二元論」を歴史パラダイムとしてきた双魚宮時代から、モラトリアム期間の「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションも終わり、完全終了していく終末にあたり、宝瓶宮時代を新たに迎えていくためです。

宇宙波動的には2026年1月までゆえ再来年2025年が最後の年です。

その前年、すなわち来年2024年が“分水嶺”のピークで、人類の運命が決まります。

時代の“ニューマ”(空気)が変わるのです。

すでにその傾向は出はじめています。

一般的な表現をすれば、山本七平氏の『空気の研究』(1977 文藝春秋)でいう時代の空気(ニューマ)が変わるためです。

日本をはじめ全人類的にそうなります。

そのあとは、遅かれ早かれ社会体的に実体展開されていき、漸次、宝瓶宮時代の社会体制が、およそ100年単位をかけて築かれ定着していきます。

【宝瓶宮時代のビッグバン】

その「先頭を行け」とは言えません。

ですが、「時代の尻尾」にでもぶら下がって付いていかなければ、来年2024年の“分水嶺”のピークを超えられず、時代の流れから脱落していくことさえ起こりえます。

これまで進んできた坂道を転がり落ちたり、“分水嶺”のピークを避けようとして脇の谷底に転落しかねません。

双魚宮時代の終わりとともに、命運の終わりにはしたくはありません。

地球が終わるとか、人類が滅ぶとか、日本滅亡とか、そういうことではなく、逆に宝瓶宮時代が実際的にはじまっていく黎明のときです。

人知れず起きた1989年の「宝瓶宮時代のビッグバン」によって“宇宙波動”はすでにその方向に変化しています。

時代をさかのぼってロングスパンでみれば、1630年頃から宝瓶宮時代の影響圏に入っています。

ガリレオ(1564-1642)の存命中、宗教裁判(異端審問)が行われた時期です。

日本では1600年の関ヶ原の戦いののち江戸開幕の直後、水戸黄門で有名な徳川光圀(1628-1702)が生まれた直後です。

「宝瓶宮時代のビッグバン」による“宇宙波動”の変化が人知れず起きた1989年の前後、ローマ教皇はガリレオ裁判の誤りを認めて謝罪し、ガリレオの破門を解き、後日、ガリレオのためのミサまで行なっています。

そんなこんなで、細かいことはともかく「アストロロジカル・エイジ」(別名:プラトン月またGreat Month)に伴なった数々の「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)から人類歴史の変遷また社会の動きが見えてきます。

にわかには信じられないと存じますが…。

【“現代西洋占星術”のはじまり】

“宇宙波動エネルギー”に強制力はありません。

なので、直ちに変化することにはないのですが、時が至ればしぜんと柿が熟して木から落ちるように、確実に「宇宙波動ディレクション」の方向に動いていきます。

ご自分で「ディレクション・リーディング」をされれば、どなたにでも実感して分かることです。

「宝瓶星学」は、占星術と同じように「ホロスコープ」を用いますので、一部の象意やノウハウはそのまま流用できることもあり、むずかしくはありません。

ただし、般的な反応としては、どうせ“占い”でしょといったことではないでしょうか。

違いますよ。

事実は真逆です。

紀元前に実学としてのホロスコープの解読から始まったのですが、19世紀中頃に「海王星」の発見の波動を受けて、それまでの古典理論を完全に捨てて“ホロスコープ占い”(エソテリック占星術:秘境占星術、神秘占星術)として今日も続いているというのが事実です。

現代占星術の父と呼ばれるアラン・レオ(1860-1917)は、「自分がはじめたのはエソテリック占星術だ」と述べています。

当時は世界的な心霊ブーム(美称:近代スピリチュアリズム)の真っただ中でした。

現実よりもキリスト教的な死後の世界(霊界)に人々の興味が向かっていたため、そのブームに便乗したカタチで霊媒師マダム・ブラバッツキー率いる当時の新興宗教団体「神智学協会」の占星術支部からはじまったのが今日の理論なき現代西洋占星術のはじまりです。

実際的には、今とは科学的な理解度が異なりますので、同列には扱えませんが、古代ギリシャの医学の祖ヒポクラテス(紀元前5世紀)らは、当時発祥した「ホロスコープ」を古典的世界観に基づいて実学解読し、医学や医療を行なっており、今日のような“占いツール”ではありませんでした。

歴史の事実はそうです。

ただし、当時の古典理論は近代物理科学の発展に伴い“疑似科学”(迷信)とされて16世紀頃に通用しなくなりました。

19世紀後半に理論なき“ホロスコープ占い”がはじまったことで、占いかのように誤認されていますが、宝瓶宮時代の新しいアストロロジー「宝瓶星学」は、最先端の宇宙観と理論法則によって、「宇宙数理模式図」(ホロスコープ)をエネルギー解釈する実学に戻しただけです。

宝瓶宮時代の新しい宇宙観「数理法則とクオリアル・ワールド」でもご紹介しました宇宙この世界の根幹法則「基本三数」によって可能です。

【「革命前夜」のディレクション】

お話を戻しましょう。

来年2024年の“分水嶺”のピークのディレクションは、個々人においては「革命前夜」のディレクションになります。

社会的かつ歴史的には、“分水嶺”のピークとなる時代の分れめです。

一方、個々人においては、“分水嶺”の峠を越えて新しい時代の夜明けを眼下に一望できるかどうか、「革命前夜」のディレクションになります。

ホロスコープから申し上げますと水瓶宮の下方矩(ロウアー・スクエア=90度)をトランシットしている「天王星」、また蠍宮の下方矩=90度を影響圏を含めてトランシットしはじめた「冥王星」によって象わされ、リーディングが可能な“宇宙波動エネルギー”からそのような解釈ができます。

では、どのような「革命前夜」となっていくのでしょうか。

個々に生まれ持つ個性や運勢また現状によって分野やテーマは異なってきます。

生まれ持つ「ホロスコープ」(出生天球図)から相応にリーディングが可能です。

また、ご自身の目標や課題などと照らし合わせて「基本三数」また「共鳴リーディング」をもって現実的に解釈していけば見えてくるでしょう。

【新しい“保守”の定義】

最後に双魚宮時代が終わる以上、従来の社会や価値観が以降も続くことはなくなります。

前人未到の時代が始まっていきます。

そのため“保守”という言葉は、従来の継続や踏襲ではなく、宝瓶宮時代の実際的な社会構築に向けた最先端の“改革”や日本的霊性をベースとした良識による“創造”を意味します。

【結党記者会見直後の日本保守党の最初の大阪での街頭演説】

安倍元総理以降、野党が護憲など旧来の保守になり、逆転現象が起きました。

昨今、話題の「日本保守党」もまた、宝瓶宮時代を新たに迎えていくために旧来の“保守”というよりも、宝瓶宮時代の社会構築に向けた最先端の“改革”や日本的霊性をベースとした良識による“創造”を意味しているようです。

終戦後の戦後レジームの時代の保守と改革という言葉の概念に、逆転現象が安倍元総理以降起きており、どっちがどっちか分かりにくくなっている面白い現象がみられます。

それもこれも、双魚宮時代の社会通念が通用しなくなり、宝瓶宮時代の新しい社会が構築されていく「パラダイム・シフト」の今日を迎えているためです。

“分水嶺”のピークを生き残る何らかのヒントになればと存じます。

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