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不動産屋が教える事故物件の隠れた真実~事故物件は見破れない~

不動産の販売図面や賃貸図面に、告知事項や心理的瑕疵等の記載がない場合、事故物件を見分ける方法は残念ながらありません。

以下は、よく紹介されている情報です。

・物件価格や賃料が相場よりも安い。
最近では、少し前より価値観が変わってきてるため告知事項でもそんなに価格や家賃は相場と変わりません。ましてや、告知がない場合わざわざ価格や家賃を下げることはありません。売主・貸主は1円でも高く売りたいわけですから。

・事故物件サイトで確認する。
不動産屋が一般の人から事故物件を仕入れする場合、1割もこれらのサイトに掲載されていることはありません。

・物件名が変わっている。
残念ながら物件名が変わる理由のほとんどがオーナーが変わるという理由です。マンションやアパートでなく一軒家の場合はそもそも物件名などありません。

・リフォームが不自然。
特殊清掃のみで安く現状回復をしたい場合は、そもそも「告知事項、心理的瑕疵あり」としてる場合が多く、それ以外はフルリフォームしたり、損傷等がない場合、見分けがつきません。

・不動産屋さんが教えてくれる。
そもそも図面に瑕疵と書いてなければ不動産屋が知らないケースが、かなりあります。

・マンション場合、管理人に聞く。
最近は、管理会社からの委託が多く、年配者がやっているケースがほとんどで、入れ替わりがとても多く個人情報管理等もかなり管理会社から指導されているため情報を得られることはほとんどありません。

・近隣に聞く。
万が一、そのお宅や他の近隣地域が事故物件の可能性もあります。その場合かなりその方の気分を悪くされる方もいらっしゃいますので、絶対に本人が確認しに行くのではなく、不動産屋さん等の第三者に確認していただくしかありません。

その地域をよく知る店に聞く。
20年ぐらい前までは、新聞配達所やクリーニング屋さん、お米屋さん等にヒアリングして情報を得られましたが最近はほとんど情報を持っていないし、知っていてもなかなか個人情報を教えてくれません。

過去の個人情報等をことがそもそも困難となっているため、判断は難しいですね。


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