聴く力をつけたい


 アナウンサーさんで、ラジオの経験豊かな方が教えて下さった。

 目の前にぬいぐるみを置いて、その子に語りかけるように話すの。

 沢山のリスナーが聞いているラジオだって、聴いている側にしてみれば、1対1のお付き合い。
 一人ひとりが、自分に語りかけられているように感じる「寄り添い感」があるかないかは大きい。
 
 ポチッと押してしまえば、すぐに聴くのを止めてしまえるラジオ📻

(放送局からは見えなくても)
見えない先にいる誰かに向けて、語りかけてくれている。

 (私から放送局は見えないけれど)
番組を作っている方の思いを感じながら聴いている。
 
 アナウンサーさんとのほんの短い会話だったのに…
 
 聴き方が変わった気がする。


 見えているか、いないか…よりも気にしたいこと。

 聴こうとしているか
 感じようとしているか

 聴きたくないものや、感じたくないものがあるけれど。


 その扉を開けてみよう。


ちなみに…アナウンサーのお仕事って、実は、話すよりも聞くのが大切なのだそうです。

どうりで、話しやすくて、あっという間に時間が過ぎました。
 

追記

 後日、ラジオCMが流れてきて、

『右耳は見えますか?』

という声がしました。

(えっ?これって)と、運転中に凝視ならぬ凝聴したところ、また…

『左耳も見えますか?』

 聴いたことが、イメージで見えていますか?

そう伝えたいCMのようでした。

若い頃、会社の広報室にいたことがあるのですが、

 『ラジオCMって結構おもしろいよ。15秒でもかなりおもしろいのが作れるんだよ』と、広告代理店の方が教えてくれたのを思い出しました。

 聴けば聴くほどおもしろい。
このことを、今関わっている子どもたちにも伝えよう。キャリア教育なんて型にはめなくたって、私の心が動いた時に、私の言葉でいいから伝えよう。そう思いました。

 
 
 

 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?