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帯状疱疹になった話

こちらの記事は、ちょっとした思い出話と病気レポートが合わさったものです
気軽に読んで頂けますが、帯状疱疹ってご存知ですか? わりと誰でも罹患する病気だし、なったと思ったら一刻も早く治療した方がいい病気なんですよ! と、まとめるとそういう記事です
帯状疱疹を身近な病として感じて頂けたらと思います

もう10年近く前なのですが
左の脇腹あたりに、ぷつぷつと赤い線のような湿疹ができました
虫刺されかなと思い、一般的な虫刺され薬を塗りましたが、一向に治まりません
むしろその赤い線のような湿疹は、どんどん広がってゆきます
自分は、ダニアレルギーなもんですから、強めのダニがいるのか! と思い込んで家の掃除や除菌をめちゃくちゃやりました
しかし、湿疹はまた増えていきます
これは一体、なんの虫なんだ…? それとも皮膚病なのか? と、判断がつかなくなったので、皮膚科を受診することにしたのです
そこで受けた診断が、帯状疱疹でした

帯状疱疹は水ぼうそうのウィルスが原因となる病気です
水ぼうそうのウィルスは、かかったことのある人は誰でも体内に持っていて、過労や免疫の低下により、水ぼうそうとは違う形で悪さをする事がある! そういう病気です
発症は50代以上からリスクが高まるとされています
特徴としては、身体の半身にのみ神経の通り道に沿った、線上の湿疹ができる事です
重症化すると激しい神経痛を伴ったり、後遺症が残ったり、湿疹が目や耳に出来てしまって、その治療が必要であったりと、深刻な経過をたどる場合もあります

ですので、これは帯状疱疹では? と感じたら一刻も速く医療機関の受診を受けて下さい

ちなみに自分がかかったのは2014年で、30代前半で、当時はコミケに行ったり仕事の出張が重なったりして、めちゃくちゃ忙しいが楽しい~っていう感じでした
リスクが高まる50代前でもかかる病気だし
ポジティブな気分でも、過度に忙しければストレスであったり過労の状態であるのと同じだと知りました
症状が出始めてから受診するまで約一週間ほど置いてしまったので、左の身体には湿疹の筋がたくさん出てしまっていて、しかし前の日まで虫刺されの薬で治そうとしてたもんですから、受診した先でやや怒られました
当時の自分は、帯状疱疹という病気のことすら知らなかったのです
さいわいにして、治療の経過は薬の内服と湿疹の塗り薬だけで順調にいき、後遺症もありませんでした
湿疹の痕は5年ほど消えませんでしたが、そのくらいです
でもそれは運が良かっただけで、目や耳を痛めたり、神経痛の後遺症が残ったりしたかも知れないのです
ですので、この記事をお読み頂いたら、何となくで良いので、帯状疱疹の事を頭の片隅に置いといてもらい、ご自身や身近な人が罹患したかも知れない! という際には早めに医療機関に相談して頂けたら嬉しいです
みなさまも、どうか健康にお過ごし下さい

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