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ベラルーシ版Joy Division、Molchat Domaがヤバすぎる件

Joy Divisionの好きな所を個人的に述べるとするならば、絶望的で閉鎖的な歌詞とは裏腹にキャッチーな曲調や、70年代後半特有の常に新しい音とは何かを模索し続けているアヴァンギャルドな姿勢や、イアン・カーティスのダンスなど挙げられます。

New Orderの前身バンドとして知ってる人が多いイメージ(自分もそう)でありますが、正直初めて聴いた時は負のオーラが凄すぎてドン引きしますよね。

聴きやすいDisorderでさえ、暗いな...と感じた自分が今では恥ずかしい。
Joy Divisonを知るなら是非、ボーカルのイアン・カーティスの生涯を中々エグく描写している「コントロール」という映画を勧めたいです。

ドキュメンタリーとかは眠くなるけど、これはしっかりした一本の映画なのでイアンに感情移入はしやすいと思います。にしても暗い映画なのでそこだけは注意。ワンチャンアマプラにもあるかも?

前置きが長くなってしまいましたが、「もうこれジョイディビジョンやろ」的なバンドが。その名も「Молчат Дома」

モルチャット・ドーマと言います。
まずこれを聴いてほしいです。

チャカポコと鳴り響く低予算なエレクトロサウンドからの、これまでに無くやる気の無いボーカル、しっかりサビもあるので聴きやすいと思います。でもやっぱり真っ先に浮かんだ言葉は

Joy Divisionじゃん。

でした。風呂で聴いていたものですから尚更音が籠りポストパンク特有の音質の悪さがより際立って良かったです。

勿論レコードもござます。

ですが現在あまり日本に流通しておらず、手に入れる事は難しくは無いですが高い送料を払う羽目になってしまいます。もし中古とかで3千円代のもの見つけたら買っときましょう。

因みに僕は原宿のBig Love Recordsで最後の一点を黒盤ではありますが、運良く購入出来ました。

音質は、まぁ普通です。ジョイディビジョンに似てるとか言いながらもしっかりとした現代のバンドではあるので良いイヤホン、ヘッドホンで聴いた方が良い音で堪能出来ます。

でもやっぱりこのジャケットの良さには惹かれちゃいますよね。飾るだけとして買うのも1億%ありだと思います。

ということで、tiktok上でも若干流行ったらしいけど何か個人的にイメージダウンするからあまりその件については紹介したくないMolchat Domaのお話でした。

良い感じのライブです。

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