【MHW:IB】 猟虫ガイド
ユーザー数が復活しつつあるモンハンワールド:アイスボーンの猟虫についての攻略記事です。
1.猟虫入手・強化方法
加工屋で購入する点はRiseと同様ですが、完成品ではありません。
武器と同様、資源を投入して強化していくスタイルです。
装備と異なり強化の「巻き戻し」ができず(生き物だから…)、最終形態が確定してしまうルート分岐は早め(上位序盤)ですので、目指す猟虫を予め明確にしたいところです。
当記事の目的の一つは、目標となる猟虫を決める手助けになることです。
2.Rise/SBとの差異
『猟虫強化』のシステムがある
スリンガー弾1つを猟虫に食べさせて一時的にBuffを得るシステムがあります。詳しくは「3.猟虫強化」で。
武器に『猟虫Lv』がなく、『猟虫ボーナス』がある
別の言い方をするとステータスは猟虫側依存です。きちんと猟虫を育成するのが大切。
武器の猟虫ボーナスは色々ありますが、猟虫強化【気・力】通称 W強化 を狙うというトコだけ抑えておけばOKです。
下位上位なら(スピード強化だけど)防衛隊武器で選択の余地はないし、MRならW強化の武器(骨系統、ガロン亜、ディノ)を鍛えていけばOK。クリア後は臨界ブラキをはじめとしてW強化には事欠かなくなります。
猟虫間のステータス差が激しい
Rise/SBはどの虫でもそれなりのステータスを持っていましたが、W/IBでは情け容赦ないステータス差が存在します。
パワー=物理攻撃力を例にとると、SB最強は294(サルヴァLv15):最弱197(ガシルドーレLv13)で、その差は約1.5倍ですが、
IBでは最強155(サルヴァⅢ攻):最弱40(ヴァルフリューゲルⅢ癒)でその差は約3.9倍。格差がヤバい!
猟虫詳細画面には目安となる「Lv」があるだけです。実ステータスはマスクされていて見えない状態です。
見えてる「Lv」と実ステータスの連動関係は線形ではありません。「パワーLv x 10が実際のパワー」というような単純な式ではないんです。
詳細は4.ステータス一覧で。
属性は猟虫側に付与する
ライズと異なり武器属性には左右されません。
素材を使って属性付与の強化を各猟虫へと施します。素材を使う=安易に属性変更できないので、予め5属性を用意しておくことになります。
特に【力】強化時は予ダメの半分が属性になるので、重要性は高いです。属性付与によりパワーLvが1下がっても全く問題ありません。
ネックは素材要求数が5倍になり、ストーリー進行の足が止まりがちなことです。現在防衛隊装備で下位上位をサクサク進むことができるので、環境とマッチしてるとは言い難いです。クリア後なら問題ないのですが……
属性付与の開放は下位のストーリー進行に応じて段階的に行われます。
時期は結構バラけてます。炎付与がアンジャナフクエより前なのは意外でした。
武器属性には左右されないということは、複数属性を同時に扱えるということでもあります。具体的なメリットとしてジュラトドスの泥を水猟虫で剥がしたり、ヴォルガノスを火猟虫で軟化したりできます。
全て粉塵型
共闘型や速攻型は存在しません。
四連印斬もないので、印当て/印弾/急襲で印を手動発動させる必要があります。
粉塵の持続は25秒(スタミナ100に対して消費4/秒)、【気】強化で更に倍の50秒とRiseより長く活動できます。
また、粉塵の種類ごとに攻撃頻度と粉塵破裂時ダメージが異なります。
この攻撃頻度の差はダメージレースで決定的な差となります。爆破&毒はパワーも破裂時ダメージも有利なので、DPSにすると回復粉塵の2倍以上になります。マジで格差がヤバい!
また、Riseの粉塵型のようにモンスターのブレス(一部)を防ぐことができますが、条件が少し違います。具体的には頭に印がついていれば防いでくれるようです。レウス・レイア・ジャナフ亜などで有効ですので、こいつらは頭への印を意識しましょう。
IBの固有行動であるクラッチは強制納刀なので、印が消えて自動攻撃が終了します。
ただし相性が悪いわけでもなく、クラッチ怯み→クラッチ武器攻撃した後に印弾を当てる余裕があります。
この一連のコンボ?は猟虫スタミナを回復して自動攻撃を延長しつつ、武器攻撃(モーション値 計94)もするという中々の強行動となっています。積極的に活用しましょう。
IB開始直後に「削撃の護石」を作るのも強くオススメできます。
エキス回収で猟虫スタミナ回復
エキスを回収すると猟虫スタミナ回復が上限値の25%回復します。上述の「クラッチとの相性が悪いわけではない」というのは、この要素があってこそです。
なお、スタミナ切れやクラッチでで戻ってきた際にはこのスタミナ回復は発動しません。余裕をもって回収しましょう。
3.猟虫強化
【気・力】共通
スリンガー弾を持った状態でL2+◯+△で発動。猟虫はどこにいてもOK
猟虫強化すると猟虫スタミナが全回復し、猟虫が手元に戻る
(正確には猟虫強化が完了後に帰還する。地味ながら有り難い)猟虫強化Buffそのものに対しては、強化持続スキルの効果がない。
猟虫がエキスを2つ保持可能になる(Riseの二色取りとは違う)
【気】強化
フィールドにある一般的なスリンガー弾を使用して猟虫の使いやすさを強化します。大半のダメージ出力はハンターの武器である以上、猟虫操作にとられる時間が減れば間接的なDPS増となります。
トリプルアップ効果時間が1.5倍(+45秒)
強化持続と乗算でかかる。
既に発動中のものを延長することはないので、先に気強化するのが大切猟虫スタミナが2倍(+100)
猟虫スタミナ回復速度が2倍
【力】強化
モンスターが落とす強力なスリンガー弾を使用して、猟虫の攻撃面を直接増加させます。恐ろしく強化幅が大きいのが特徴です。(モンハンの大抵の強化は1.1~1.2倍程度)
猟虫の物理攻撃力1.5倍
猟虫の属性攻撃力3.5倍
自動攻撃頻度が上昇。爆破・毒粉塵の場合、約1.27倍
どうやって使うの?
W強化でない場合、理想の流れはこんな感じです。
……こんな面倒なコト、毎度やってられるかーー!!
というわけでW強化でいっぺんに済ますのが大人気になりました。
W強化だと、様式が単純化されて自由度が確保できています。
これなら対モンスターに集中することも、臨機応変に対応することもできます。
この柔軟性はW強化の大きな強みです。
4.ステータス一覧
ゲーム中の表記の『Lv』は無視して実ステータスの一覧表です。
全て属性付与済みです。
実際はW強化して運用するので、そのステータスも付けてあります。
属性値1225とか強属性スラアクめいた数値でビックリですよ。
続けてダメージの一覧です。こちらも属性付与済み。
相手はトレモの柱(物理80属性30)なので物理有利です。
短期DPSは攻撃頻度や粉塵破裂(命中率70%想定)を加味したものです。単純にパワー&属性が高い虫が有利です。
長期DPSは、更にスタミナ回復(手元回復と回収時回復で半々の想定)も加味したものです。ここでスタミナ回復が高い虫が追い上げてきます。
想定がちょっと雑ですが、あくまで傾向を掴むためのものなので許して…
5.主要猟虫の寸評
オススメ順は、以下の並びの通りです。
DPS最強!サルヴァースタッグ攻
パワー最強で低速な猟虫です。単発ダメージもDPSも最強なので、ダメージ目的ならコレです。対抗馬はいません!
低速はネックに見えますが、急襲突きの共闘部分は低速なほどヒット数が増えるので、ダメージ目的の猟虫としてはアドバンテージになり得ます。弱点が逆に長所になっているんです。
急襲共闘は物理に倍率がかかるのも相性最高です。急襲共闘狙いならジャンプ前に猟虫を戻す必要があるので、ある程度は先読みして動く必要がある=中級者以上向けです。急襲共闘の連続ヒットは気持ちイイですよ!
自動攻撃でのDPSも最強で、ダメージ目的なら間違いなくオススメです。
攻速の優等生!グランツビートル速
こちらはパワー第2位でソコソコの速度がある猟虫です。短期的なDPSでも2位、高速故の取り回しの良さ、打撃で気絶か狙え、毒粉塵は爆破武器と被らない……となかなかの優等生キャラになっています。
優秀ではあるものの、自動攻撃でも急襲共闘でもダメージ面でサルヴァースタッグ攻に勝てません。あくまで高速の使いやすさとダメージの両立が持ち味の猟虫です。
対抗馬はシナトオオモミジ攻でしょうか。ただ、シナトのスピードは過剰なのでグランツのほうが無難です。
麻痺特化!オスパーダドゥーレ速
麻痺粉塵での拘束が魅力の猟虫です。対抗馬はいません。(同じ麻痺のアムリマリキータ攻は属性値が低すぎる)
ソロ・デュオではオトモの麻痺があるので4人マルチ向きです。ただし、麻痺弾/ビンのガンナーがいると邪魔になってしまうので、その場合は猟虫を変えましょう。
運用での注意点は麻痺のタイミングです。通常モンスなら雑に使って問題ないのですが、拘束が重要な相手(マム・ムフェト・ミラボレアス)は、望ましい拘束タイミングが限定的です。タイミング調整が難しい猟虫粉塵にとっては難しい相手です。これらに対しては早くても遅くてもダメなので、キャンプで猟虫変更するタイミングを見極めねばなりません。
復活の回復型!ヴァルフリューゲル攻
回復粉塵型は、回復カスタムが入手できる前=ストーリー攻略で役に立つ猟虫です。戦闘中に手を止めずに回復できる有り難さは説明不要でしょう。
これまでは映画コラボクエ「The New World 新世界にて」で『加速再生』防具をMR1で入手できてたので回復猟虫の出番はありませんでした。しかし'21年末に映画コラボの配信が終了し、回復猟虫が再び効果を発揮する環境となっています。
回復カスタムが入手後は出番が無くなります。一応「武器カスタム強化で回復カスタムを使わず、回復は回復粉塵に任せる」も試してみましたが、ダメージも安定性も一枚落ちる感じでオススメできないです。
対抗馬は高スタミナで見た目のいいシナトオオモミジ癒です。スタミナ回復を考慮に入れたDPSでもこのヴァルフリューゲル攻のほうが僅かに上で気絶もあります。ほんとに僅差なので好みでOKです。
惜しくも選外になった猟虫
シナトオオモミジ攻
爆破粉塵。最高速。スピードは実のところ「エキス回収の容易さ」なので、lv10もあれば十分なんですよね…。カッ飛ばすのは気持ち良いですけど。
超大型(ムフェトとか)の腕などは遠い&速く動くので、エキス回収がやりづらい場合はこのような超高速虫を採用する余地があります。ただ超大型は急襲共闘の相性が良い相手でもあるので、サルヴァも十分アリ。
シナトオオモミジ癒
回復粉塵。ヴァルフリューゲル攻に僅差で負けてます。見た目で勝負!
サルヴァースタッグ速
毒粉塵。グランツ速と比べて気絶がなくパワーも1lv低いので下位互換的になってしまっています。
グランツビートル癒
爆破粉塵。一見サルヴァ攻の打撃版に見えますが、属性が低いのでグランツ速と同程度の火力しか出ません。ならグランツ速で良くね?ってなる子。弱くはないんですが、使う理由も薄いです。
アムリマリキータ攻
麻痺粉塵。気絶と麻痺の両立は唯一無二で、ハマれば強いです。
その一方、属性が最低値でDPSには期待できず、きっちり操らないと虻蜂取らずになります。真価を発揮するのが難しいくせに、『ロマン』と称するには地味です。
ダメな猟虫
ドラゴンソウル極
見た目はいいんですよ、見た目だけは。
IBの猟虫は属性勝負になのに、ドラゴンソウル極は最も属性値が低いです。単発ダメージでは中堅7位で、ダメージ目的での採用は厳しいです。しかも唯一品故に各属性を揃えることができません。
加えてスタミナ回復が1/秒しかなく、最大回復に100秒かかります。低すぎて運用に支障があるレベル。エキス回収で手動回復できますが、多用すると武器攻撃の手数が減ってしまい本末転倒です。
残念ながら、装備してるだけで腕前に疑問符が付きかねない『地雷』猟虫です。
エルドラーン、アルジャーロン
ストーリー攻略中に威力を発揮する回復型なのにクリア後でないと作れないのがまずダメですし、最終強化もMR70以降と遅すぎます。
回復型は攻撃頻度が低いのでDPSには期待できませんし、肝心の回復粉塵も回復量が12しかありません(他猟虫は20回復)。はっきり言って使い道がありません。
6.終わりに
W/IBのストーリー攻略を一回りしてみましたが、2023年12月現在はホントにオンラインが活況(Steam同時接続10万人)なんですよね。
操虫棍も結構人気のようで、そうした新・操虫棍使いやRiseから"遡上"してきた方の一助になれば幸いです。
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