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私たちを繋ぐ糸

こんにちは!
今回は麻友がnoteを書きたいと思います!
前回のななのnoteでは、ななが移籍を決断した想いが伝わってきました😌
今回はななと離れてまだ間もないですが、離れてみて思うことなどを書きたいと思います。



ななとは今までサッカーを始めた頃からずっと一緒にやってきて、今初めて違うチームで戦うことになります。
なんならお母さんのお腹の中にいる時から離れたことはありません。
そこから25年ずーっと一緒の双子なんてなかなかいないですよね。笑

どちらかが死ぬわけでもないのに、ななの出発当日はやっぱり寂しくて二人で大号泣してしまいました。

この世に生まれてから気がつけば当たり前のように横にはなながいました。
何をするにも一緒。
両親は二人同じように私たちに愛を注ぎ、育ててくれました。

サッカーにのめり込んだのももちろん二人揃って。
ここまでの道のりでさまざまな選択の場面があったけど
選択肢の第一条件は
「二人一緒に」でした。

小学生の頃、初めてトレセンを受ける時も一番恐れていたのはどちらかが受かってどちらかが落ちてしまうこと。選ばれなかったとしても二人揃ってだったら大丈夫みたいな気持ちだったり。二人一緒でないということが、二人にとって一番避けたいことでした。

高校、大学選びも当たり前のように「二人一緒に」。

成長するに従ってお互い挫折を味わったり、
怪我をしたり、
色々悩んだり、
努力を疑ったり。

二人で真っ直ぐサッカーに打ち込んできた中で、
二人だからこその喜びも
苦しさも感じてきました。
でも、それは自分たち自身が何よりも
「二人一緒に成長すること」「二人一緒にピッチでプレーすること」
に価値を感じてきたから。

そこまで「二人一緒に」にこだわってきた私たちでした。


そんな「二人一緒に」という強いこだわりを持ってやってきた中で
今初めて別々の道を行くことになりました。

ななが下した決断は簡単な決断でないことは横にいてすごく分かりました。

この前のnoteにその想いを綴っていたように
チームへの想い、優勝への想い、伊賀への想い
そしてきっと私のこともすごく考えていたんだと思います。

(前回のななのnoteです↓まだ読んでいない方はぜひ読んでみて下さい😌)


本当は二人お互いずっと一緒に隣にいて高め合っていきたい。
「二人一緒に」 という想い。
だけど
それを上回る想いが、ななにも、自分にもありました。

もっと成長したい
もっと上へいきたい

サッカーを始めた頃から私たちに根強く備わったこの飽くなき向上心。

昔からずっとこだわってきた「二人一緒に」という想い。
その想いが私からもななからも無くなることはないけれど、
この想いがいつまでも通用するとは、実は大学卒業後の進路を考える段階からお互い考えてはいませんでした。
そんな甘い世界じゃない。
だから大学卒業後の進路選びは一人一人でしました。

でも、そんな中でありがたいことに二人一緒にやらせてもらう場を与えてくださったくノ一の存在があり、なでしこリーグというカテゴリーで2年半一緒にさせてもらうことができました。
そんなくノ一には本当に感謝しています。

そして今挑戦する選択を選んだなな。
私もななの背中を強く押しました。

必ず私も這い上がるよ。
お互いがもっと成長するために。

一緒にいた時は常に高め合ってもきたけど、甘え合ってもきたと思います。
どちらかがこのくらいでいいよなと心を許したら
そうやなと二人の間で許し合い妥協できました。

でも初めて離れてみると、姿が見えないからこそ
もっとやってる姿が真っ先に浮かんできます。

今ななは絶対もっとやってる
そう思うと「自分だって」そう思って体が動きます。

二人の間にあった甘えの部分
離れることでそれが高め合う方へと変わっていっている感覚が私の中にはあります。

「二人一緒に」
もちろん今もその想いは変わらない。

でも離れてみて

「一緒に」「絶対負けない」

その想いがより強くなり自分を押し上げてくれる。
今までどんなことがあっても常に横にはななの姿があり頑張れたかもしれない。

でも離れて、姿が見えなくなったとしても

「絶対に這い上がるんや」
「絶対負けたらあかん」

という声が聞こえてくる。

姿や結果から影響を受けるのはもちろん
何より、
これまで2人で共にサッカーに対して打ち込んできた想いが、今一番私を強くしてくれていると感じます。

離れてみて改めて気づいたことでした。

例え、今までのように隣にいなくても
これまで見てきたお互いの姿。
培ってきたお互いの強い想い。
目には見えないけれどサッカーに対するその強い想い。
2人の間で言葉にして交わしたことはないけど、
「負けるな。二人一緒に常に上に。」
強くて堅い約束の糸が見えました。
そんな糸が
これからも"二人一緒"に成長するように繋げてくれている。
そして今までよりもより強く、より高く高め合い、上に上にと押し上げてくれる。

一番高め合いたい存在であり、一番負けたくない存在。

私がサッカーに真っ直ぐ向き合ってこれたのは間違いなくななの存在が一番大きいです。
とにかく常に切磋琢磨してきたライバルというか相棒のような存在。

そんな存在がいる人生自体、当たり前じゃない。
もうすぐで25年目の誕生日を迎える今、改めて本当に感謝しています。



今までずっと一緒にいて二人だからこその力を持っていたかもしれませんが、
そこには、双子という二人がお互いの力に頼った甘い部分があったし、
一人の人間としての不安もありました。

まだまだここからがお互い成長する時です。

今まで全ての瞬間、
全ての光景を一緒に目にしてきたけど
これからはそれぞれが違った瞬間を、
光景を目にして
それぞれ違った価値観を身につけ
一人一人が大きく成長すること。

双子という殻から脱皮して、それぞれ立派な蝶になろうと思います。

成長した姿で会えるのがすごく楽しみです😊



人生初めての一人暮らしに少しずつなれてきました。
まだまだ服反対じゃないっけとか鍵閉めたっけ
という不安と戦う毎日です笑

よりしっかりしないと!と自分に自覚ができました。
いいこと👏笑

さて次はどっちのnoteになるかな。
お楽しみにー!


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