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笹巻き

「笹巻き」というらしい。
至ってシンプル、もち米を蒸したのみで砂糖入りきな粉を付けて食す。

これは、息子の嫁のおばあさんが作っており、近隣の道の駅などに出しているそうだ。一つ一つ手作りで量産できるわけでもないので、儲けとなるとほとんどないが、一つの楽しみでもあるし、少ないながらも楽しみにしているお客さんもいるというので、おばあさんのやりがいにもなっている。また、この笹の葉の巻き方、単純そうでなかなかの職人技であるらしく、今や地域にはおばあさんしか巻ける人がいないそうで、「技」を廃らせてはいかんという一種の使命感もあって、笹巻き作りに勤しんでいる。

先日里帰りした息子嫁が土産にと持たせられて来た。
もちろん、最後の一粒まで頂戴しました。

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