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挑戦する君

INIのファンたちによるSNSでのお気持ち表明がここ数日続いてる。
内容としてはDJという仕事をアイドルがすることに対してやそのほかの作品、仕事、対応の方向性についてだ。自分の知らなかった切ない気持ちを持っている人や批判的・高圧的な人、悲観的な人、焦ってる人。たくさんのお気持ちを読んだ。
読んでみて、これらの類は結局自分がアイドルに何を求めるかに帰着する話だから同じグループが好きでも、もっといえば同じ人が好きでも人によって受け取り方や考え方が違うということを理解できた。同意できないものについてもそれはそれぞれの気持ちとしてあっていいものだし、活動の中で曲や他の仕事を見て受け止めて私たちファンは次を待つか離れるか選んでくものだと思う。(アイドルに限らず芸能ごとを追っていくってそういうものだと思う)

その上で私の受け取り方はというと、西洸人くんはINIというグループに愛情があってみんなでもっと上に行きたいと一貫して思ってる人なんだと解釈した。
前回のDJ選曲並びを見てても思ったのだが、洸人くんのやりたい事は
"今アイドルとカテゴライズされている人達の作品はクオリティが高くてかっこいいんですよ!INIどうですか?"ということをDJとして提示してアイドルに興味がない層に聞いてみてくださいって投げかけたいんじゃないかなと。
文化の違うものをクロスオーバーさせようとしてるから、そのやり方が新しくて拒絶反応を表してしまう気持ちもわかる。というか正直私も洸人くんを好きになってほぼ初めてDJに触れてちょっと戸惑う部分もある。だけど冷静に考えてみると、アイドルがバラエティや演技などの他の分野のお仕事をすることも全部今すんなり受け入れられているがそれは昔誰かが切り拓いた道なはず。
何か新しいことに挑戦する時は偏見を持たれやすいが、アイドルファンのパイを奪い合う形ではなく、その外にいる人たちを巻き込む方が新規リスナーを獲得する意味では効果的であるはず。だから、自分の推しが踏み出す勇気のある人で、その結果新しいお仕事を得ていることが誇らしい。
クラブで音楽を浴びるような人達にとってアイドルの曲がどう映るのか私には想像できない。それでも西洸人くんならその魅力を伝えられるアイコンになれるんじゃないかと期待してしまう。

INIには個性の違う、でも一緒にステージを作った時の爆発力がすごい11人がいる。それぞれに自分を磨き日々魅力的になっている。
メンバーの個人仕事が増えてきてそれぞれのきっかけでINIの曲を聴く機会に触れる新規の方もこれからもっと増えると思う。
どんなきっかけでもINIにたどり着いた人が一曲に心を奪われて応援するようになってほしい。そのために意見として多数見受けた作品の多様性については2023年同様今年もまたチャレンジしていってほしいなと個人的には思う。(彼らは個々人が考えて話し合って方向性を決めるチームたがらその点は心配していないが。)
自分もたくさんお気持ちを表明してしまったが、本当の願いはみんなが健康で心から自分たちが最高と思えるものを作ってほしい、それだけ。

INI大好きだよー!