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『ドンは泣けねえんだ』という孤独の話

世の中で“社長”と呼ばれる人と何人か知っていてお付き合いさせてもらってる人がいるんですが、みんな揃って『変な人』感はある。

変な人というより厳密には『この人の考えとかはあまり理解されてないんだろうな』という人達だ。

こういう人達はTwitterとかネットとかで世に現れると羨望も嫉妬も憧れもまとめて注目される、良いも悪いも含めて。
それでも世の中の8割(ギリギリ贔屓目に見ても7割)の人達からは理解されないと思う。

よく経営者が『経営者は孤独だよ』なんて言うけどあれは全くもって事実です。わかんないんです。周りはその孤独さが。
でもそれは決して経営者や社長なんて呼ばれる人が有能だとかそういう事ではなくてその立場から見えてるモノを周りは見えてないからだと思うんです。

『静かなるドン』は割とそういうところを描いてるなぁと思っていて、主人公の近藤静也はサラリーマンとヤクザの親分をかけ持ちしてることを打ち明けられずまたそれをしっている人達にも中々理解されません。
しかしそのことに対して特に大っぴらに不平不満を言う事はほぼありません。

なのでたまにそういう描写があると非常に印象に残るのです。

ヤクザの親分も会社の社長も遠いようで近い感覚の持ち主だからこそ、そういうテーマの作品は普遍的な人気があるのかもしれません。

本日のオススメ作品『静かなるドン』

https://www.amazon.co.jp/dp/4408173487/ref=cm_sw_r_cp_apa_glt_i_94AVX5W1WD1Y6VAAKTJS

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