60秒から始める自己投資 Part.12

■映像編集・表現の学習
『映画表現の教科書』
『刑事ジョン・ブック/目撃者』
『オアシス』

4日ほど更新は途切れてしまったが、実はコソコソと映画的なストーリー手リングの勉強をしている関係で、先月終わり頃から映画を日に2~3本観ている。

もちろん理由あってのことで、僕はもともと完全なる趣味で動画の撮影・編集をしている。前職を退職した際も、当初は映像編集の仕事に就こうと考えていたくらいだ。

しかし、あれこれと映像業界や制作会社について調べたり、冷静になって将来のこと(といっても5~10年スパンだが)や同棲している彼女との生活を考えてみたとき…

文字通り、考えを改めた。

業務未経験で映像についてはせいぜい趣味程度の知識しかない僕が、34歳から薄給かつ激務の制作会社に転職するのは現実的だろうか?

深夜までの残業や休日返上が当然のような環境で働くこと。
専門学校を卒業した20代前半の若者たちと競うこと。
10年後には、多少は編集が出来る「だけ」の44歳になっているのではないかという恐怖。
映像制作者として独立したところで、将来の保証など当然全くない未来。

結婚をしたら?
子供が生まれたら?
自分一人で家族を養うことになったら?

考えれば考えるほど、どうやら勢いにまかせて映像制作の会社に転職しようというのは無謀に思えた。

サクセスストーリーが大好きな僕ではあるが、それでもこの決断が将来に与えるネガティブな影響と可能性については過小評価してはならないと思った。

そこで僕は、自分が本当に挑戦したいと思う職種に転職してまずは生活を安定させ、少しずつ機材を整え、趣味としての映像制作の技術と経験を独学で少しずつ高めながら

★5年以内に『旅』と『歴史』と『食』をテーマとしたメディアを運営する

という目標を立てた。

生活や大切な人間関係を不安定にしながら目標を追うのではなく、じっくりと基盤を作りながら目標へと進んでいく路線に乗り換えたのだ。

そして何とかかんとか、その第一歩である「希望職種への転職」という最初の関門を突破することは出来た。

今は業務が始まるまでの束の間の休息期間なので、時間をとって“自己投資”をしているというわけだ。

…長くなってしまった。

このnoteは自分の記録用のものではあるけど、ここに流れ着いた方にとって何か少しでも有益なものを得ていただけるように、自分のペースで更新を続けていく。

今回は思っていた以上に長く綴ってしまったので、ここまで。

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