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35才FTMがやっと性別変更をした話【その1】

はじめまして。はまと申します。
僕は女→男のFTMです。
田舎住まいで個人商店に勤務する平社員。
34才までホルモン注射のみで男性として生活。
だらだらと過ごしていましたが、ついに重い腰をあげて性別変更しました。

◾記事の目的

性別変更をする為に最低限必要な事は、スマホで5分もあれば調べられますよね。
でも実際に自分が経験してみて
この情報は先に知っておきたかった。
術後や手続きの際に検索しても全然出てこない。
って事もそれなりにありました。
なので出来るだけ細かく僕が経験した事を書いていきます。
少しでもこれから性別変更をする方へのお役に立てれば。
(あとは僕がすぐ忘れちゃうので)


■今までホルモン注射だけだった訳

なぜ手術も名前の変更もせず、35才の今までホルモン注射だけだったかと言うと

とりあえずの生活に支障がなかったから

◆ホルモン注射だけで過ごしていた主な理由

  • 胸は恐ろしいくらいに成長しなかった。

  • 職場でも、社長家族は元の性別を知っているものの、男として従業員やお客様には可愛がってもらっていた。

  • 名前もギリギリ男女で使われるもの。

  • 病院での保険証提示やその他性別記載のある書類の提示の際には、嫌な思いをしながらも慣れてしまった。

そんな理由から、いつかは性別変更したいなぁとは思いながらも、だらだらと歳をとっていきました。
正直な所、100万以上の出費もあったり仕事を休めないという事を理由に逃げていたのだと思います。
少なからず僕みたいなFTMもいるのではないでしょうか。


■なぜ今更性別変更をしようと思ったか

ではなぜ今回重い腰をあげたか。
それは久しぶりに彼女ができたから。
僕は単純なので、彼女と結婚したいそれだけの理由です。
でもこのタイミングで彼女ができなければ、きっとこのままダラダラと過ごし、性別変更までする事はなかったのではないかとも思います。


■最後に

自己責任でホルモン注射を始めたので、診断書すらない所からのスタート。
診断書取得から手術、性別変更、名前の変更、彼女との入籍。

これから性別変更に向けて動き出す人達への参考になればと思いこれから記事を書いていきます。


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