見出し画像

僕の住まいは都心部、なになに区の端の端にある。
10歩ほどあるけば区から出て〜群〜町になる。目の前は森。湿気も多く、クローゼットは締め切っているとカビが生えそうになる勢い。
森の前なので虫も多い。引っ越した当時はテーブルから何からより、殺虫剤を買い込んだ。
散布用、設置用を駆使したおかげで大きめの虫は全く見かけなくなったが、今ものすごく悩んでいることがある。
蝿。小蝿だ。1日1匹は必ずいる。
自分でいるのも何なんだけども、綺麗好きでゴミはすぐ捨てる、密封するし、掃除機は3日に一回。虫嫌いからくる行動でもある。
なのに小蝿。すくなくとも精神的にイラついてしまう。
どうしたものか。
どこから侵入してくるのか。侵入経路をネットで検索すると、換気扇、網戸の隙間、エアコン口等々。あれだけ小さいのだ、どこからでも入ってくるだろう。
もう、侵入口を探るのはよそう。どうにもできない。
ならどう対峙するか。小蝿なんかにたいして殺虫剤をぶちまけようとも家が汚れるし、避けられる可能性も大いにある。なら、コバエがホイホイ、のような設置型を買うか。いや、給料日前だ。無理だ。なら、、、自分で作るしかない。
500mlのペットボトルの底を5センチくらいで切る。
そこに水とお酢、食器用洗剤を混ぜた液体をいれ、ラップをかけ中心に切れ込みを入れる。これで簡易型小蝿殺虫容器の完成。
窓際に起き、1日おいてみることに。
翌日。容器を見てみると何と、5匹もかかっているではないか。
洗剤の影響で溺れ、死んでいる。凄い。これはこうかばつぐんだ(某モンスターゲーム)
綺麗にした後、また新しく二倍の容量くらいで設置。
それから1週間、家を留守に。帰宅後確認するとなんと…数十匹。
なんだ。なんなんだ。家が臭いのか。気持ちが悪い。腐ったものでも放置してるのか。
まぁ、いい。こんだけ取れてるなら。もうこの装置は家に常備。
1つ、悩みが消えたが、根本である「侵入経路」「原因」がふめいなのが気がかりである。
床下の湿気があるからか?死体でも埋まっているのだろうか。ホラー映画の見過ぎか…

#コラム #エッセイ #需要がない

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?