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ドラフト落ちしました

ドラフト会議を終えて

10月11日月曜日の今日、ドラフト会議がありました。残念ながら、今年の指名はありませんでした。応援してくれた皆さま、関係者の皆さま、本当にありがとうございました。

今年のドラフトでの指名は、大学1年からの目標でした。今は、悔しい気持ちともっと頑張れたんじゃないかと思う気持ちがあります。毎日ベストで過ごし、毎日成長しているつもりでも、振り返ると無駄なことや、足りないことだらけだったと感じます。

今回は、僕が思う大学での取り組みで、もっとこうしたほうが良かったと思うことを紹介したいと思います。

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活動の記録とその分析

なにか目標を達成しようとすると、毎日成長していかなければなりません。成長するためには、日々の練習や食事、睡眠などのクオリティーを上げるのは当然のことです。ですが、皆さんは自分の日々の活動が目標への最短ルートだと思いますか?自分は思えませんでした。それを解決するのが活動の記録とその分析だと思います。

ポイントは、3つあります。

1つ目は、活動の内容を”詳細に記録する”という事です。内容を記録しないと分析も改善も出来ません。ですが、僕が大事だと思っていることは、”詳細に”です。例えば、キャッチボールでの球数、走った距離と本数、バッティングの数などですね。これらを記録することで、練習の量を最適化できるわけです。

2つ目は、実際のプレーの出来や睡眠の質などの”成果を記録する”ことです。”成果”を記録しないと、この活動が良かったのか、悪かったのかといった、効果が分かりません。例えば、相手の胸にボールを投げることができた確率、ダッシュのタイム、バッティング練習でのヒットの数などですね。

ポイント1つ目の”詳細な記録”と、2つ目の”活動の成果”を照らし合わせると、翌日の活動で何をしたら良いか最適化できますね!

最後のポイント3つ目は、練習後や起床後の状態や、疲労感、体のキレなどの”感覚を記録する”ことです。これまでの、ポイントは客観的であり、他人でもメニューの決定やアドバイスができます。ですが、”感覚”は自分にしか分かりません。良い選手は、感覚が鋭く優れているものです。いくら、客観的に最適化された活動でも、感覚が悪くなってしまっては良いプレーはできません。

この3つの詳細に記録する、成果を記録する、感覚を記録する、これが、僕がやったほうがいいと思う、そしてやっておけばよかったと思う活動の記録とその分析です。

創造的回避

皆さんにはライバルと呼べる存在はいますか?ライバルは、お互いに高めあい、競い合う最高のパートナーだと思います。こいつには負けたくない、あいつからスタメンを勝ち取りたい、など毎日頑張れる原動力になるはずです。

そんなライバル的な存在が、僕にはいませんでした。

僕は昔から、大局を観て物事を判断する傾向があります。1つの目標を達成しようとするより、状況を全体的に見て、総合的に利益が大きくなる方を選択してきました。特徴的な例は、レギュラー争いです。競っている選手がいる場合は、競争率が低いポジションに変えます。その方が、試合に出場できて経験が積めるので、全体的な利益は大きいからです。現に僕は、少年野球から今まですべてのカテゴリーでポジションを変えてきました。

この大局観は、ある種”逃げ”だと考えます。

自分の目の前の利益を見てしまい、玉砕覚悟で本気で勝負することから逃げていました。「こっちのほうが全体的に見て良いから」という理由で。。。
これは、ビジネスコーチングやスポーツコーチングの領域でいうところの創造的回避という心理行動です。過酷な状況を回避するために、アイデアを出して自分の行動を正当化しようとするのです。

創造的回避の例を挙げるとキリがないのですが、
トレーニングの予定がある日に、気持ちが乗らない状況で、「今日は回復に努めて、明日の練習をフレッシュな状態でやって練習効果を高めよう」や、「明日試合あるし、今日は勉強はやめておこう」など、僕はこれまでにおびただしい数の回避をしてきました。

現状から逃げずに、あの手この手でそれに打ち勝っていく姿勢が、大学では足りなかったと思います。

まとめ
・活動の記録とその分析
 → 詳細に記録する、成果を記録する、感覚を記録する
・創造的回避
 → 過酷な状況を回避するために、アイデアを出して自分の行動を正当化しようとする


この後悔を、確実に次のステージでに生かして、来年プロ野球選手になります。

最後まで読んでくれてありがとうございました。
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日々成長。


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