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柴犬・屋久島犬・甲斐犬・四国犬を飼ってみて思うこと

私は4頭の愛犬(柴犬カムイ8歳、屋久島犬シャチ6歳、甲斐犬トラ5歳、四国犬ゴマ9ヶ月)を飼っていますが、柴犬カムイが人生初の愛犬です。犬歴8年ですね。

柴犬カムイ8歳、結構老けてきたけどまだまだ元気。縄文柴犬という古い血統が特徴。

犬を飼う前は、犬を飼うのは大変だろうなとなんとなく思っていましたが、今では全く思っていません。

犬は可愛いから苦労も苦労と感じなくなるのではなく、実際大変ではないのです。

屋久島犬シャチ6歳、獲物への感度は随一。でも一番愛嬌があり誰にでも愛される

1頭飼うのも4頭飼うのも同じです。5〜6頭まではたぶんあんまり変わらない、10頭くらいになるとちょっと大変かもしれません。

ただし条件があります。

1:周辺に他人の家がほぼない自然豊かな里山の中で暮らしている
2:仕事が自由である、時間の調整が自分で出来る

この2点は重要です。更に、

3:犬が小さい時から他人に慣らさせて「人を好きな犬」にすることが大切

犬が生後2〜3ヶ月の頃にたまに他人と遊ばせる。特に小学生以下の子供と遊ばせると犬は健やかに育ちます。いろんな人に会わせてあげると良いです。

子犬はわちゃわちゃして言うことを聞かないものです。それを分かった上で自由に遊ばせる、あまり怒らない、可愛がる、これだけで人が好きになります。

子犬と大人の犬の絡みを見ていても分かりますが、健やかに育った大人の犬は子犬の激しい絡みに本気で怒ったりしません。たまに叱りますがかなり手加減しています。大人の犬も子犬のわちゃわちゃを自由に見守っている気がします。そうすると子犬が大人になってもそれなりに仲の良い犬同士になります。

甲斐犬トラ5歳、普段は非常にクールでおとなしい。怒ると4頭中最強、でも人には常に優しい

ただし、犬の餌やりは要注意です。普段仲の良い犬同士でも餌を食べている時はライバル関係、特に大好物の餌を食べているときに他の犬が邪魔をすると本気で大喧嘩を始める時があります。

犬を飼うのにお金がかかると思う人も多いかもしれませんが大してかかりません。普段の犬の餌はホームセンターで売っている大袋の安い餌で十分ですし、私の場合は獲ってきたキョンなどをあげられるので餌代はしれています。4頭で月に10キロ入り4袋くらいですかね。

ワクチン、これは狂犬病ワクチン以外は打つのは自由です。犬の一生のうちたまに打つくらいで良いという感覚です。しかしこれは、私の犬歴が8年なのでなんとも言えません。老犬を飼育した経験がまだ無いからです。

フィラリア対策・体内の駆虫・ノミ・ダニ駆除は、ネクスガードスペクトラのような3インワンの薬を3ヶ月に一回程度与えています。山の中で暮らす場合、これは必須です。これが費用としては一番高いですが、4頭でも年に数万程度です。

ネクスガードの成分は犬の体に結構残留しているようで、特にノミ・ダニへの耐性が年々増しているような気がします。なので、ノミ・ダニ対策で頻繁に与える必要は無いです、間隔を半年に一回にしても良いと思います。

あと、イノシシが減っているのもノミ・ダニが犬に付かないようになった原因かもしれません。イノシシは体に大量のノミ・ダニを付着させていて、周辺を徘徊することでこれを広めています。

四国犬ゴマ9ヶ月、やんちゃで可愛い盛り。でも4頭の中で一番人に従順かもしれない

犬を飼うのは楽しいものです。ほぼ毎日山の中を犬と散歩していますが、犬のための散歩ではなく、犬と一緒に山を楽しむ感覚ですね。

犬と一緒に山の中を散策する遊びをみんなにも体験してほしいです。犬を飼うという行為の変化を感じられるかもしれません。







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