Mー1グランプリについて

心の底から大好きだが、良くも悪くも漫才そのものの定義を動かしてしまう大きな巨大化した圧倒的な存在感を持っている。
予選から、決勝までYoutubeをはじめとして全部のネタを見ているつもりであるほど漫才が好きな自分にとって、プレイヤーを目指している自分にとっては、夏から冬にかけてのシーズンは楽しい大会。
しかし、吉本の劇場で考えると若手の芸人さんの出番は5分から長いと10分にもなる。1回戦のネタ時間は2分、決勝に進出したとしても4分。決勝に出ればもちろん人生が変わる。もしも自分がプレイヤーだとしたら、一年の大半は、劇場出番であっても決勝を意識したネタになることは考えられる。
目標、ゴールは目の前のお客さんを笑わせること。それで考えたら通常の寄席とこの大会というのは、共通している。
しかし、決勝でやる4分のネタというのと、寄席の5分の違いもきっと尺だけでなくあると思う。
同じ条件下で結果を出すこと、歴代のチャンピオンの凄さそんなものを考えると大会としての価値はものすごいけど、この大会が全て!という流れを変える新しい価値というのが登場したらお笑い界はもっと面白くなるんじゃないかと思う。

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