6/19 VS阪神。祝プロ野球開幕。

皆さんこんにちは。まずは、6/25の試合前、ジャイアンツファンにとって驚きのニュースが飛び込んできた。読売巨人池田駿投手(27歳、左左)と東北楽天ゴールデンイーグルス・ゼラス・ウィーラー内野手(33歳、右右)のトレードが決定した。池田駿投手は、2016年ドラフト4位でヤマハから入団、加入2年で60試合登板とまずまずの実績を積んでいた。2019年は初登板の甲子園で高山俊にサヨナラ満塁本塁打を浴び、結局この当番を含め2登板でシーズンを終了した。(私はこの試合を現地観戦していたが、非常に厳しい場面での初登板を気の毒に感じていた。)今年の出来を考えると一軍昇格はあまり考えられなかったので新天地で心機一転頑張ってほしい。ウィーラー選手は楽天在籍5年で通算本塁打106本を誇る右の大砲。私の印象としてはヤマ張り型のプルヒッター、安定感には欠けるものの時に試合をひっくり返すような打撃を見せる。三塁守備はそこそこだが、一塁手を任せられるかと言われると疑問符が付く。あとナイスガイのムードメーカーと言ったところか。三塁手には岡本和真を固定するため役割は一塁手、左翼手、右の代打といったところだろう。モタ選手が二軍で奮闘する中、5枠に増えた外国人枠を最大限に活用するという意味でも、このトレードは非常に的確だったと私は考える。早く一軍で巨人の選手とコミュニケーションを取っている姿を見たい!と前置きはここまでにして、2020年シーズンの開幕戦を振り返る。

6/19(金)18:00 東京ドーム 巨人VS阪神 第一回戦
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勝ち投手 菅野智之(1勝0敗0S) 負け投手 西勇輝 (1勝0敗0S) セーブ デラロサ (0勝0敗1S)                     試合のターニングポイントを簡単にまとめていく。

西勇輝、プロ初本塁打となる先制ソロ本塁打 

この日の菅野はスライダー、カット、フォーク、ストレートどれも絶品で阪神打線に的を絞らせない投球を披露。特に初回先頭打者糸井へのカーブは阪神打線の脳裏に焼き付いたと思う。そこで迎えた3回表、打者は打撃の良い投手西。完全に直球待ちの西のバット軌道に吸い込まれるかのように投じた直球はレフトポール直撃の先制本塁打。阪神が先制した。決して油断したわけではないだろうが、ここは西が上回った。

中島宏之、同点タイムリー内野安打

余計な部分をそぎ落とした新しいフォームで挑んだ背水の覚悟で挑む2020年シーズン。技術的には足の上げ幅を減らし、トップの肘の位置を下げ、非常にコンパクトなスイングになった。最短距離でバットが出たことで、厳しい内角直球に詰まりながらもヒットゾーンへ運んだ。正直、シーズンに入るまで信用とまではいっていなかったが、この内野安打を見て体調面に問題がなければある程度の成績は残してくれるだろう、と感じた。

7回裏、吉川尚輝の逆転2点本塁打

5回表またもや西勇輝に打たれ逆転を許すもその後はエースらしい投球を見せる菅野。7回裏、その西勇輝に替えて阪神ベンチはセットアッパー岩崎優を投入。97球という球数、開幕戦の疲労、打線の巡り合わせ等を考慮しての継投で異論はないが、結果的に仇となった。先頭の小林に替えて相性の良い代打石川慎吾がライト前ヒット、すぐさま代走増田大を送り、次の菅野に替えて代打にプロ初打席となる湯浅を送り、見事プロ初の送りバントを成功。次の1番吉川尚輝がインコースのボール気味の直球に反応し、ライトへの二点本塁打を放った。打った瞬間はライトフライに見えたが、うまく肘を抜き最後まで押し込んでいたため打球が伸びた。伏兵が良い仕事をし、期待のホープが試合を決める一打。原野球の真髄を開幕戦から見ることができた。

中川、デラロサの盤石の勝ちパターン

全く文句のない投球を披露した。中川は昨シーズンの疲労が懸念されていたが、開幕延期のおかげか、昨年の良い時と変わりのない状態に映った。デラロサも日本球界二年目でブルペン陣の支柱としても期待されるなか、チームメイトとコミュニケーションを取っている様子が球団広報から伺えるように、心身ともに充実し、セーブ王のタイトルをも狙える位置にいると私を含めジャイアンツファンは期待している。先頭のマルテにヒットを許すも後続を抑え、ジャイアンツは見事開幕戦を勝利し、球団通算6000勝を達成した

以上となります。個人的にパーラ選手の全力疾走でもぎ取った内野安打が心を揺さぶり、彼のことが大好きになってしまいました。。。いち早く最新の試合に追いつくべく頑張っていきますので、どうぞ応援のほどよろしくお願いいたします!




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