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海外へ出て行かない5つの理由

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若者の海外離れが進行中・・・
世界最強パスポートがもったいないぞ

近年、
日本の若者たちの
『海外』に対する興味が
確実に薄れつつあるようです。

私の年齢に近い、
第2次ベビーブーマー世代なら、

◆ 留学
◆ 海外赴任
◆ 海外旅行

などに強い憧れや、
それを目標にしている人も、
決して少なくないかと思いますが、

近頃の若い人の多くは、

「海外に出るのは面倒だ」

「一生日本にいるから大丈夫w」

「あえてリスクは取らないよん」

なんだとか ^^;

外務省がまとめた
『2018年旅券統計』によると、

国内在住者のパスポート保有率は、
前年比0.6ポイント増の23.4%。

4人に1人しか、
パスポートを持っていない、
先進国の中でも最低水準の保有率です。

参考)
先進国のパスポート保有率

・アメリカ:42%(2017年)
・カナダ:66%(2016年)
・イギリス:76%(2016年)

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海外に関心が高い
GIA通信の読者様なら
ご存知の方も多いでしょうけど、

日本のパスポートは『世界最強』

ビザなしで渡航可能な国は、
227カ国中190カ国もあり、
シンガポールと並んで世界1位なのです!

ちなみに、
2位は韓国、ドイツ、
フィンランドで、188カ国。

3位はデンマーク、イタリア、
ルクセンブルクで、187カ国。

4位がフランス、スウェーデン、
スペインで、186カ国。

5位はオーストリア、オランダ、
ポルトガルで185カ国となっています。

せっかく、
そんな世界最強の
パスポートを持ちながら、
海外に出ようとしないなんて。。

「What a waste of golden weapon !!」
(黄金の武器がもったいない!!)

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若者が海外に出ようとしない理由を
自分なりに考えてみたよ【part1】

もちろん、
何がなんでも海外へ
渡航する事が正解でもないし、

行きたくても行けない事情は、
それぞれあることでしょう。

そんな中で、
若者が海外に出ていかない
5つの主な理由について、
自分なりに考えてみました。

<理由・その1>【語学】

まずは、これでしょう。

最近の日本では、
小学生から英語の授業があったりと、
早くから英語に接する機会があるのですが、

どうしても詰め込み型というか、
授業の、あるいは受験のための勉強になり、
暗記に近い形で覚えてしまうため、
応用力・実践力が極端に足りていません。

私の知り合いでも、
TOEICは900点を超えるのに、
日常英会話になると、
からっきしダメという、
なんとも残念なケースもあります。

語学のスキルには主に、

◆ Listening / リスニング 聴く
◆ Reading / リーディング 読む
◆ Writing / ライティング 書く
◆ Speaking / スピーキング 話す

の4つのスキルがあり、
この4つのスキルをバランス良く、
高いレベルに上げることが大事ですが、

特に日本人に不足しているのは、

◆ Listening / リスニング 聴く
◆ Speaking / スピーキング 話す

の2つではないかと。

やはり、
学校の授業以外で実際に
英語を使う機会がないことが
根本的な原因なのだと思います。

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<理由・その2>【治安】

日本は、
世界でもトップクラスの
治安の良さを誇る国です。

だからこそ逆に、
海外のある国で暴動なり、
事件・事故などのニュースを耳にすると、

『海外=危険』
というイメージ&先入観を持ち、

「海外は危ないんだ・・・」
という気持ちになってしまうのでしょう。

確かに世界には、
治安の悪い国はたくさんあります。

ただ、一般的に
治安が良いとされる国・街でも、

深夜に一人で、
暗い路地などを歩いていたら、
さすがに事故に巻き込まれる
リスクが自ずと高まります。

ただ、
それって海外だからとかではなく、
一般常識として考えるべき問題。

特に日本人は、
ある意味平和ボケしちゃってるので、

自らリスクを引き寄せるような
行動をとることはやめましょう(苦笑

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INSTITUTE FOR ECONOMICS
& PEACEが発表した
『GLOBAL PEACE INDEX 2019』では、

日本は世界で9番目に
治安が良い国としてランキングされています。

「えっ、一番ではないの?」

そう思われた方もいるでしょう。

世界で最も治安が良いとされるのは、
アイスランドが挙げられています。

また、次いで、
ニュージーランド、
ポルトガル、オーストリア、
デンマーク、カナダなどが続きます。

参考までに
世界163カ国のランキングはこちら↓

皆さんが気にしている国は、
何番目にランキングされてるかな?

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ちなみに私は、
赤マーク(治安がかなり悪い)の
ウクライナ、トルコ、ロシアにも
足を踏み入れていますが、

いずれの国でも、
身の危険を感じたことはなく、
無事に過ごす事ができました。

ですから、
予備知識として
これらの情報は入手するとしても、

必要以上に怖がる事なく、
いつもより注意して過ごせば、
全く問題なく海外旅行も出来るはずです。

若者が海外に出ようとしない理由を
自分なりに考えてみたよ【part2】

<理由・その3>【時間が取れない】

せっかく海外へ行くなら、
近場のアジアで最低3~5日、
ヨーロッパなら7日以上は欲しいところ。

ただ、まとまった休暇を
気軽にとれる日本人は少数派ですね。

会社で長めの休暇を申請すれば、
上司や同僚から白い目で見られたり・・・
(最近では少なくなったのかな?)

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長期休みを取りやすい
お盆やGW、年末年始などの場合、

旅費(特に航空券)が高くついてしまい、
旅行の見積もりを取ってみて、
二の足を踏むことも。

でも、、、

意外なことに、
日本の祝祭日の日数は、
諸外国と比べて群を抜いて多いの、
知っていましたか?

バカンス大国と
呼び声の高いフランスが年間9日、
米国が10日しかないのに対して、

日本は欧米勢より1週間以上も長い、
17日も祝祭日があるんです!

一方で、
有給休暇の消化数は、
フランスやスペインなどと比較して、
1/3程度しか出来ていません。

「年間10日も
 有給休暇取れてないよ~涙」

なんていう人が多いのも、
実態かもしれませんけどね。

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<理由・その4>【物理的な距離が遠い】

日本は島国のため、
海外へ行くには、
海を越えなくてはなりません。

東京からの場合、
「安近短」の代表格である台湾でさえ、
飛行機で4時間もかかります。

ヨーロッパへ行こうものなら、
トランジット(乗り継ぎ)も含めて、
移動だけでほぼ1日潰れてしまうことも。。

それはさすがに辛いですよね、、、涙

私はよく海外出張をしますので、
長距離フライトには慣れていますが、

やはり慣れてない人にとっては、
海外に出ていくこと自体が、
苦痛に感じてしまうのかもしれませんね。

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<理由・その5>【病気・衛生面】

これはわかる気がします。。
私も病気には十分気をつけます。

やはり日本にはないような、
奇病や感染症は怖いですし、

適切な処方箋も出せない、
満足な設備が揃ってない病院などは、
その国への渡航自体、躊躇してしまいます。

私もバンコク滞在中、
道にいる野良犬の横を通り過ぎる時、
「ガブッ!」っていきなり噛まれないか、
どこかでドキドキしちゃいますし・・・汗

また、
もっと身近な例で言えば、
お水や氷でお腹を下してしまったり、
(ひどい場合は下痢→食中毒にも発展)

使っている食器が綺麗でないケースなど、
流石に日本のレベルから考えると、
特に新興国では堪え難い・・・

うん、わかります、それは。

ただ、正直なところ、
日本が何事も綺麗すぎるのも
あるんですけどねー。。

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経験こそが財産であり自分を救う
若いうちに殻を打ち破ろう!

如何でしたでしょうか?

あながち間違ってもなくないかな?

皆さんはどう思いますか?
もし良ければ、感想をお聞かせ願います^^

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もちろん上記の5つ以外にも、
海外へ出ていかない理由は、
色々とあることでしょう。

単純に飛行機やホテルを手配したり、
両替や傷害保険の加入手続き、
さらにはスマホの海外設定など、

事前準備が面倒だ!!
ということもあるでしょう。

ただ、ここで言いたいことは、

「海外に出ることによって、
 得られることが無茶苦茶大きい!」

ということなのです。

私の経験上、
これはものすごく強く感じています。

このGIA通信でも、
セミナーなんかの場でもよく、

「自分の目で見て
 自分の耳で聞いて
 肌で感じることが大事です!」

などと言っていますが、

まさに海外に出ることは、
自分の経験や先入観、

もっというと、常識までもが、
良い意味で壊されることがあります。

日本はもともと島国ですから、
外の世界と海で隔たりがあり、

生まれながらにして
外の文化を感じにくい
体質なのかもしれません。

ただ、、、、

いや、だからこそ!

早いタイミングで異文化に触れ、
早いタイミングで常識や先入観を壊し、
早いタイミングで挫折や失敗を味わい、
早いタイミングで違う人種の仲間を作り、

そして、
出来る限り多くの
選択肢を持てるようになるためにも、

もっともっと海外へ
積極的に出ていくことをお勧めします!

経験こそが何よりの財産であり、
人生の選択肢を増やすことが、
人生の幸せにも繋がるはず。

私はそう思っていますし、
今まさにその経験値というやつを、
どんどんと積み重ねている真っ最中です。

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そもそも、、、

これだけグローバリゼーションが進む中、
海外に行ったことがないって、
それだけでリスクだと思うんですよね。

海外によく行っている
=世界の情報に常に触れている(キャッチアップしてる)

なんて風にも見られたら、
それだけで何か嬉しくないですかーw

まずは

「習うより、慣れろ!」

ですですwww

編集後記

ことしの「新語・流行語大賞」
ノミネートされたのは、
次の30の言葉です。

▽あな番(あなたの番です)
▽命を守る行動を
▽おむすびころりんクレーター
▽キャッシュレス/ポイント還元
▽#KuToo
▽計画運休
▽軽減税率
▽後悔などあろうはずがありません
▽サブスク(サブスクリプション)
▽ジャッカル
▽上級国民
▽スマイリングシンデレラ/しぶこ
▽タピる
▽ドラクエウォーク
▽翔んで埼玉
▽肉肉しい
▽にわかファン
▽パプリカ
▽ハンディファン(携帯扇風機)
▽ポエム/セクシー発言
▽ホワイト国
▽MGC(マラソン グランド チャンピオンシップ)
▽○○ペイ
▽免許返納
▽闇営業
▽4年に一度じゃない。一生に一度だ。
▽令和
▽れいわ新選組/れいわ旋風
▽笑わない男
▽ONE TEAM(ワンチーム)

うーん、、、

「おむすびころりんクレーター」
「肉肉しい」
「パプリカ」

など、
恥ずかしながら、
あまり記憶にない言葉も多く、
なぜこれが?と疑問に思うことも。

そんな中で、
私が今年の大賞を予測すると、、、、

本命)「ONE TEAM(ワンチーム)」

対抗)「タピる」

穴) 「サブスク(サブスクリプション)」

皆さんの予想はどうでしょうか?

果たしてどの言葉が大賞を取るのか・・・
発表は12月2日です!

P.S.
ちなみに過去の
年間大賞はこんな感じ。

▽平成25年「今でしょ!」「お・も・て・な・し」「じぇじぇじぇ」「倍返し」
▽平成26年「ダメよ~ダメダメ」「集団的自衛権」
▽平成27年「爆買い」「トリプルスリー」
▽平成28年「神ってる」
▽平成29年「インスタ映え」「忖度」
▽平成30年「そだねー」

「そだねー」
去年の大賞だったらしいのですね!

なんか随分前の気がするし、
その分時間の経過が早いなーと
改めて思う、今日この頃ですw

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